⬆️この話の続き
その日のうちに家族みんなにみくのことは伝えようと思った。
しかし,三男はなかなか帰ってこない。
電話をしたら,11時くらいに帰るということだった。
帰ってからだと遅い時間なので,電話で伝えた。
三男はみくを特にかわいがっていた。
だから、恐る恐る言った。
しかし三男から返ってきた言葉は、
「大丈夫だよ。
みくは、かわいいから大丈夫」
「かわいいから大丈夫」って,なんの説得力もない。
しかも,三男はちっとも同様していない。
他の家族は、言葉は少なかったがかなり同様しているのが分かった。
しかし,三男は続けて,明るく言った。
「たくさんかわいがってやんなね」
三男強い‼️
帰ってからも、いつもと変わらずさんざん優しい言葉をかけていた。
昨年,突然ラビちゃん🐰が天にいったときは、さすがにかなりのダメージを受けていた。
でも,一人暮らしだったし,三男は一人で向き合った。
きっと,そのとき少し強くなったんだと思う。
三男の変わらない姿に、なんだか力をもらった。
それにしても、
悲しみを家族で分け合うことによって,ちょっとだけ心が軽くなった。
皆んなから愛を送られて、みくは自分が決めたその日まで健やかに生きることだろう(=^x^=)