わたしはいつも洗濯が終わると，とりあえず洗濯物を洗面所から出して、階段のところに置いて2階に行くついでに持って行く。
でも，ほとんど毎日その洗濯物を次男は2階に行くついでに持って行ってくれる。
だから階段のところに洗濯物がないと次男に「ありがとう」と言う。
今朝も洗濯物がなかったので次男に「ありがとう」と言った。
しかし，洗濯物は洗面所にあった。
つまり次男が持って行ってくれたわけではないのに
わたしは次男に「ありがとう」と言ったわけだ。
それに対して次男が言ったこと。
「それは，つまり生きていてくれてありがとうと言うことですか？」
もちろん，洗濯物の勘違いの話はしたけれど、
なんだかほんとに「生きていてくれてありがとう」と思ったので、あらためて次男に言った。
生きていてくれてありがとう
次男は「はい」と言って仕事に出かけた。
次男もわたしも今，色々と大変なことがある。
それでも，今後のことについて次男は少し話してくれた。
重たい腰を上げようとしている。
この「勘違いありがとう」は、なんかちょっと次男の背中を押す助けになったのかもしれないと思った。
生きていてくれてありがとう。
いつも、
何があっても
あなたを
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