「今日も来てくれたんです。
駐車場から猫の鳴き声が聞こえて，呼ぶと走ってきて甘えます。
それが，このところ毎日なんです。
きっと飼い猫なんじゃないかと思っているんですが、
膝の上に乗ってずっと甘えるんです」
「どこの子？って聞いてみたら？」
「会話は絶対にしません。
大好きだとは言いますが‥
耳がちぎれて、
ケンカしたんだと思います」
「きっと、ノラさんだと思うよ」
「いいえ，飼い猫です」
「ノラさんだね」
次男は、ノラさんだったら連れて帰ってしまいそうなので，帰る家があるって思いたいみたいだ。
だから，根拠はないけど飼い猫だと信じている。
「なんで，毎日わたしのところに来るのかと不思議なんです」
「それは，拓人の靴の音が分かってるから，拓人の靴の音がすると，嬉しくてにゃーにゃー鳴くんだよ。
毎日、拓人に甘えたくてずっと待ってるんだね。
その子は、のらちゃんです」
このところ次男の帰りが遅い理由は、このにゃんと遊んでいるからだった。
次男は，人からだけでなく，にゃんからも好かれる。
動物はその人がどんな人かよく分かるからね。
寒い中，猫を膝に乗せてしばらく遊ぶ次男の姿が目に浮かぶ。
至福のひとときなのだろう。
帰ってからもにゃんに囲まれているけどね。
にゃんからモテモテだ(=^x^=)
長男ケントの無料zoomお話会に参加されたい方は公式ラインにご登録くださいね。
来年は1月7日（日）がスタートです。
