わたしが独身の頃の話。



その頃、医療事務の資格を取るために勉強していた。



そのときに知り合った友だちがいた。



彼女は車椅子で自動車を乗り回し,好きなことは、なんでもやっていた。



仲良くなったとき、彼女が言った。



「あなたの家に遊びに行きたいわ」



もう40年以上前のことだから,あちこちにバリアフリーのトイレがあるわけではなかった。



それでも,わたしはなんとかしようと考えた。



うちから,車で5分ほどのところに市が運営する運動公園があった。



そこには車椅子の方が入れるトイレがある。



そして,彼女は自分で運転してわが家にやって来た。



運動公園は、広く気持ちの良い公園だった。



車椅子でクルクル回りながら楽しそうにしている彼女を見てわたしも幸せだった。



色んな不自由さがあったと思うのだけど、彼女からは憂いのない明るさや光を感じた。



彼女はそれを受け入れて,むしろ選んでこの現世にやって来た、強くすばらしい霊なんだと思った。



そのときから,わたしの障害観が変わった。



だから、



多分、



そういうわたしが子どもたちに障害のことを伝えても

ポジティブにしか伝わらないのだと思う。



ケントは、ADHD と自閉症スペクトラムとLDの3つの障害があることを、



オレは激レア



と、自慢げに言う。



それは,今も変わらない。



どっちにしても、



発達障害は、ただのオプションで

堀内ケント本体の方が断然強いんだものね(^_−)−☆









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次回は12月8日金曜日20時半からです。