実家に行く度にゆずを摂っている。
大きくなり過ぎたゆずの枝を落としながらの収穫なので手間がかかる。
ノコギリでギコギコ切っては枝に付いている実を摂る。
その繰り返し。
なんたってゆずのトゲはすっごく鋭く長い。
グローブは付けているけど,あちこち引っかかって痛い。
ときどき、歩きながらゆずの木を見上げている方にゆずをプレゼントすると、とても喜んでくださる。
「ご自由にどうぞ」もする。
友だちに送ったり,ご近所さんや職場にも持って行ったり取りに来てもらったり‥
かなりたくさんのゆずたちがあちこちで,ゆず味噌になったり,ゆずケーキになったり,お料理にアクセントを与えているようだ。
せっかくなったものだから,全部摂ってゆずの役割を果たしてもらいたい。
父が残したゆずだし,父が残した庭だから、代わりにできることをしたいと思っている。
母も、草むしりや落ち葉の掃除を、家にいる日はせっせとしている。
何だか,父が長い時間過ごした庭にいると、父の思いが入ってくる感じがする。
きっと,父も一緒に庭の手入れをしているのだろう。
なんとも穏やかで清々しい。
父の一周忌も来年の3月に決まった。
ちょっとずつ区切りはあるけれど、それでもずっと心の中に残って行く。
だって,ずっと見守ってくれて助けてくれているんだものね。
忘れちゃーいけないね╰(*´︶`*)╯♡