⬆️三男の高校中退は事後承諾だった。
高校は定時制。
朝から働いて,夕方になると,仕事を中断して高校へ行く。
これを1年やったが,どうにも仕事を中途で止めることが嫌だったみたいで、2年になる前に突然やめた。
つまり,やめてから「やめた」と言われたわけだ。
相談はない。
そのことについて,親が「どうして相談もなくやめたのか?」とは言わない。
なぜなら,子どもたちが小さい頃から,選択の自由については伝えて来た。
選択は自分でする。
そして,その結果は自分で引き受ける。
だから,高校をやめても子どもを責めることはない。
でも、聞きたいことはある。
わたしは三男に質問した。
「高校をやめて,後悔はないの?」
「後悔なんかするより、
前を向いて歩いて行くだけだよ」
三男のその言葉はよく覚えている。
今の三男の姿は、前を向いて歩き続けてきた結果なのだろう。
高校中退の後のことに戻るが、そのときにしていた仕事をずっと続けていたのかと言うと,そんなことはない。
それから、程なくしてその仕事はやめた。
しかし,他の仕事はすでに見つけていて,やめた翌日には新しい職場へ行く。
給料不払いや、ヤクザまがいのパワハラやおどし‥
まぁ 色んな経験をしていた。
それでも,仕事のブランクはない。
三男はADHD だが,
その衝動性は,決断力と実行力
ADHD の特性ゆえに三男はやってこれたのだと思う。
ちなみにウイスクの結果を見ると、情報処理能力はべらぼうに高い。
まぁ 苦手なところはとことん苦手なんだろうけど‥
荒削りだけど,優しくて、なんだか周りからかわいがられる。
そして,真面目によく働く。
周りからの信頼は厚い。
それらは、三男が前を向いてコツコツと築き上げて来たものだ。
わたしはご相談を受けるときに,よく聞くことがある。
「あなたの、子育ての目標は何ですか?」
皆さん,口をそろえておっしゃるのは、
「子どもの自立です」
わたしも同じ。
子どもが幸せなおとなになること。
それは,自分のもっている賜物を生かして社会に貢献すること。
それが自立に繋がる。
それがまっとうされるには、
前から引っ張るより、横から声援を送るくらいが
丁度良い
学校のことについてのケントの見解
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