5年前,不登校のことについて書いたコラム



子どもが不登校でしんどいことがあったことは事実だけど,その中でもけっこう楽しんでいたんだなとあらためて思う。



わたしの力が抜けた分,子どもたちはのびのびのできたに違いない。




それが,証拠に彼らはその後、自分で決めた仕事を

自分の才能を活かしてバリバリ働いている。



まぁ 学校に行かないで,たっぷり充電していたんでしょう(o^^o)




‥‥‥




コラムを書きながら気付いたことがあった。

 

つまり、私は自分にも甘いし、子どもにも甘い。

 

そして、周りを喜ばせたいし、自分のことも喜ばせたい。

 

これは、私の偏見かもしれないけど、今までの日本のお母さんは結構自分を犠牲している感じがしてた。

 

子どもが不登校で家にいると「私が外に出て、楽しくしてちゃいけない」みたいな感じ。

 

実際、不登校のご相談に長く関わっていると、そんなふうに思っていらっしゃる方は多かった。

 

もちろん、その一方でそんなところはさっさと抜けて楽しそうにしておられる方も多い。

 

 

次男はよく私に尋ねる。

 

「お母さまの明日のご予定は?」

 

「トールペイント」

 

「DVD観るんだ」

 

「〇〇ちゃんとランチ」

 

「それは楽しそうで、良いですね。
楽しんで来てくださいね」

 

もちろん仕事の日もあるけれど、その仕事自体、私は楽しい。

 

 

ママが楽しむ

 

まず、自分が楽しんでいる。

 

不器用だけど物を作るのは楽しい。

 

教えてもらったり、助けてもらったりしながらだけど、お気に入りの作品ができあがる。

 

作るのも、飾るのも、人にプレゼントするのもみんな楽しい。

 

子どもが4人いればそういう時間をなかなかもてなかった。

 

それでも、3人目の子ども(次男)が生まれてしばらくした頃、私は決心した。

 

自分が楽しいと感じる時間を意図的に作ろうと‥‥

 

ちなみに次男の多動は半端なかった。

 

本当に大変だった。

 

それなのに、

 

むしろそれだからこそ「わたしの時間」が必要だった。

 

針を必要としない手芸の作品を友だちに教えてもらいながら作った。

 

そのときの楽しさは忘れられない。

 

友だちは家に、次男の対策をガッチリしていつも迎えてくれた。

 

あれから数え切れないほど、たくさんの物を作った。

 

幸せな時間だった。

 

今も続けている。

 

かなり、自分を喜ばせていると感じる。

 

子どもたちは、そういう私を見て育った。

 

おとなになっても楽しいことはいっぱいあるんだ。

 

楽しんで良いんだ。

 

その分、ご飯が手抜きになっていたり、掃除をしていなかったりしてたけどね。

 

それでも、ママが笑っている方がいいなぁと思ってくれていたんだろうと、

 

勝手に思っている(^_−)−☆