実家に来ていて,夜,雷が鳴っていた。



突然,真っ暗になった。



停電だ。



自宅(町田市)で暮らして、停電にみまわれた記憶がない。



だから,停電って覚えていないくらい久しぶりのこと。



母が雨戸を閉めているので、ほんとに真っ暗。



わたしは自宅で雨戸を閉めないので,夜になっても月明かりがあったり,周りの明かりでほんのり明るい。



だから,漆黒の闇を味わうことがない。



当たり前だけど、何も見えない。



そして、「ほんとに黒だなぁ」って思った。



ケータイを手探りで探したあたりに停電は終わった。



だから,かなり短い停電。



その後,お風呂に入っていたら,また,停電した。



ところがお風呂場は当然雨戸なんかないから,停電でも外の明るさで真っ暗にはならなかった。



そのほんのりの明るさを頼りにお風呂から出ることができた。



このときも直ぐに電気はついた。



この2回の小さな停電には明らかな違いがあった。



漆黒の闇と、物がうっすらと見える暗さ。



うっすらでも見えれば,なんとかなる。



しかし漆黒の闇は怖い。



かすかでも

なんでも良いから

光があれば

進むことができる




今朝,ちょっと嬉しいものを見た。






父の鉢植えがたくさんあって、母がせっせと水やりをしていたが,今年の暑さと,毎日家にいるわけではないので,枯らしてしまった。



とっても大きな鉢で,ふさふさと緑がきれいだったので、枯れたときは母もわたしもがっかりした。



しばらくそのままにしていたら、緑が出てきた。



生きていた。



なんだか,すごく嬉しかった。



今までにもそういうことが何回かあった。



枯れたと思っていたのに復活する。



このソテツもそうだった。



今は,とってもきれいな緑だが,一度全てベージュになった。



このときも放っておいたら、ある日,緑の葉っぱが出てきた。



植物ってたくましい。



そして,美しい😍




あきらめちゃ

いけないな




父の秋の庭