⬆️このお話の続き(3年前のお話)
せっかく得た就労支援員の仕事だったが、残念なことにその会社が失くなることになり次男は辞めた。
そこからまた始まった就活だったが,相変わらず発達障害のカミングアウトをすることに決めていた。
前回は小さな会社だったので,大きな会社に就職したいという希望があり,また苦労していた。
何社も落とされてはいたが,わたしは次男がイキイキと働いている姿が目に浮かんでいた。
その会社には大きな窓があった。
次男がそこの会社にいつたどり着くか?だった。
その中でようやく二次面接にこぎつけた会社があった。
一次面接ではけっこう細かいことも聞かれて良い感触だったようなので、二次面接に行けたときはとても嬉しそうだった。
次男の希望通り、割りと大きな会社だった。
そして、二次面接に出かけて行った。
ところが,次男から電話が来た。
「お母さま,ダメかもしれません」
「なんかあった?」
「何もないですが、二次面接は直ぐに終わりました。
一次面接で聞かれたようなことを繰り返しただけで、
あっという間に終わってしまいました」
さすがに電話の声は元気がなかった。
おまけに,面接の結果のお知らせはなかなかこない。
不採用ならさっさと連絡が来るはずだ。
しかし,あんなにそっけない面接を受けた次男は、結果のお知らせすら忘れられたのかもしれないと思っていたようだ。
なぜなら,以前の就活のときにはそんなこともあった。
もう直ぐクリスマス🎄という12月の中旬にようやく結果が送られてきた。
とりあえず,忘れられたわけではなかったようだ‥‥
続く