さっそく、「母の子育て」シリーズを始めようと思っていたが,昨日、おもしろいことがあったのでそれを書くことにした。



昨日は,実家で母と過ごしていた。



相変わらず、用足しがたくさんあり,それを終えて帰ろうとしたときだった。



「この辺に白笹稲荷神社⛩️があるよなぁ」と頭に浮かんだ。



わたしは一度も行ったことがない。



ナビに白笹稲荷神社を入れたが,少し迷ってしまった。



ところが,その瞬間,「この近くに震生湖があったな」とまた、頭に浮かんだ。



震生湖は関東大震災のときにできた湖だ。



小学校のときの遠足で行ったことがある。



母も遠足で行ったそうで、それ以来だから,かなり久しぶりのこと。



水はうぐいす色で,そんなにきれいではないが、父が子どもの頃はこの震生湖で泳いでいたと母が教えてくれた。



帰りに白笹稲荷神社に寄ったら,その近くに小学校があって,父が通った小学校だと母が言った。



つまり,母とわたしが巡った場所は父にとって、たくさんの思い出が詰まった場所だった。



母が、「お父さんが一緒だったら喜んだのに‥」と言うので、「お母さん,ここに連れてきたのはお父さんだよ。だからお父さんはわたしたちと一緒に懐かしくここを観て回ったよ」と言った。



母は、「本当にそうだわ」と、言って笑った。



そして,「ゆうちゃんのおかげで,ここに連れてきてもらった。ありがとうね」と繰り返していた。



まぁ 連れてきてくれたのは父だけど‥




ずっと前にも小田原から車で家に帰るとき,246号線を真っ直ぐ走っていたら自分の家に着くのに,突然ある交差点で左に曲がってしまった。



「なんで左に曲がったんだろう?」と自分でも分からず,不思議な感じで走っていたら、おじいちゃんとおばあちゃんが眠るお寺の入り口に着いた。



そのときも、「おじいちゃんとおばあちゃんがわたしを呼んだのね」って思った。




天にいった人は、生きている人にときどき不思議な働きかけをするƪ(˘⌣˘)ʃ?