昨年の終わり頃,パソコンの検定試験を受けるため,勉強をすると言っていた次男。



まぁまぁお互い授業料を払い,仕事の後や休みの日に通っていた。



わたしがちんぷんかんぷんのエクセルの勉強だ。



就労移行支援をしているので、そのスキルをしっかり身に付け、利用者さんのお役に立ちたいという意図があったようだ。



そして,やってみたらなかなかおもしろかったらしくスルスルと知識は入り,3月末に試験を受けた。



p検2級というものらしい。



調べてみたら,難易度はちょっと増し,50パーセント前後の合格率と書いてあった。



試験前に受けた模擬ではかなりの高得点で,「受かる気しかしない」と言っていたが,いざ受けてみると,模擬のときと違って,手応えがなかったようで,元気なく帰ってきた。



合格発表まで気をもんでいた。



数日前に電話があったので,仕事が終わってかけ直してみると、「あなたの息子は合格しました」と淡々と言うので、「おめでとう」を連呼した。



予想に反して,このときもけっこうな高得点での合格だったらしい。



しかし,これを機会にその後もいくつか学ぶ計画があるらしく、次のことに気持ちが行っていた。




しみじみ思うのは、「ちゃんと通えるようになったよなぁ」ということ。



小学校から大学まで,自主的に、一定の休みを設けながら登校していた次男。



だいたいは,週の半ばの水曜日に休んでいた。



抜かりなく,単位を落とさないようにしながら週4日の登校で卒業した。



つまり,疲れやすいので次男は自分でそんなふうに調整していた。



それが,働くようになってから,朝の9時から18時まで,月曜日から金曜日、休まず働けるようになった。



おまけに勉強のため,休みの日まで出かけたり,仕事後に行くときは帰りは10時過ぎ。



それでも翌日には仕事に行く。



あたりまえのことかもないけど,小さい頃から次男を見てきたわたしとしては,感動を覚える。



講演の中でわたしがよく言うこと。



発達障害が

あっても、

子どもは

必ず成長します。


またまた,あたりまえのことだけど、

案外親はできなかったときの記憶に引きづられ、「できるのかしら」「大丈夫かしら」と思ったりする。



ところが,子どもは,そんな親の思いに反して、ちゃんと成長して行く。



あのときできなかったことを、

軽々とやって

いたりする


何はともあれ、




p検2級、合格おめでとう㊗️