7年前、次男が言ったこと。


次男は争うことや、攻撃することを嫌う。


ほんとに嫌なんだろうな。


ずっと昔から、


そして、今も‥


‥‥‥‥




今日は次男とゆっくり話をした。


以前も書いたが、次男は人が一人の人を攻撃するのが、本当に耐えられないと言う。


「剣を持って攻撃してくる人間と、盾を持ってそれを防ごうとする人がいます。

戦っても、答えは簡単です。
盾しか持っていないのですから、勝つことはないんです。
そして、盾がボロボロになって終わります。
剣を持っている方が勝つに決まっています。


ですが、剣を持たない人がいるんです。
そして、必ず負ける。


それがどうしても嫌なんです。
私は、炎上という言葉が嫌いです。
みんなが剣を持って、一人の人を攻撃する。
そして、ボロボロになるまで徹底的に叩きのめす。


その結果、死を選ぶ人もいる。
悲しいじゃありませんか?
そんなこと」



次男が中学生のときに、みんなが黒板に先生の悪口をいっぱい書いていたそうだ。


それを次男がただ一人、半泣きになりながら、「こんなことやめようよ」と言って、黒板消しで消していたそうだ。
そういうことが、次男はただ、ただ嫌なんだと思う。


次男のクラスメイトたちは次男に対して「一人でいい子ぶりやがって」と言うのではなく「堀内の背中には羽が生えている」と言っていたそうだ。


そして、子どもたちはいつも家に帰って、お母さんに次男が言ったことや、したことを話すので、お母さんたちは「堀内君ってどんな子だろう」とワクワクしながら、授業参観に来る。


そして、次男を見つけると「あなたが堀内君なのね」と言って嬉しそうに話しかけて来るので、次男はどうしてたくさんのお母さんから、声をかけられるのか不思議に思っていたようだ。


私も「あなたが堀内君のお母さんなんですね」と声をかけられて、そういうことを教えてもらった。


思春期で親とはあまり話さない年代なのに、多くのお子さんが次男のことを話題にして、会話があったということは、すばらしいことだと思う。



さっき、話していたときに、私が次男に

「あなたは、光の子だね」と言うと「闇の子でなくて良かったです」と言って、部屋に戻って行った。


次男は自閉症スペクトラム症とADHD と診断されている。


確かにそういう特性をもっている。


でもそれ以前に、次男はクリスタルだと私は思っている。


次男といると、愛と安らぎを感じる。



もちろん本人はそんな自覚はかけらもないのだけど(^-^)/