ケントが言ったこと。


「あのさー、よくこれって間違っていないですよねって言う人がいるんだけど、間違っていないからといってそれが正しいわけじゃないって思うんだよ。

だって間違っていないことなんていっぱいある。

間違っていないからこれは正しいって、違うと思うんだよね。

そうやって納得させようとするってずるいなって思う」



車の中で、そんなことを言っていた。



長男も、次男も三男もわたしに思っていることをよく話してくれる。



まぁ 会ったときに話す程度だから、しょっちゅう電話してきて話すってことはないのだけど‥



それに対して、わたしは「なるほどね。確かにそうだね‥」って感じで返すか、意見が違えば自分の意見を言うこともある。



自分の思っていることを話す相手がいることは良いことだ。



特にアドバイスしてほしいわけではなく、ただ、「ふーん、そうなんだ‥」って聴いてくれる。



聴いてくれる人がいると、なんだか心の中にモヤモヤしていたことの原因が分かったり、ほんとにしたいことが分かったりする。



潜在意識ではとっくに分かっているのに、顕在意識では分かっていないことが多い。



潜在意識は、気づいてほしくて、繋がっている体に訴えかけたりする。




それでも、



人に話を聴いてもらって頭の整理ができると、やっと自分の本当の気持ちに気づけたりする。



だから、家庭の中で、お母さんが普段から子どもと何気ない話ができることはとっても良いこと。



「今日の夕焼けはきれいだったね」



「もう直ぐ冬至だから、お日様が早く沈むね」



「今日の給食はおいしかった?」とか‥



しかし、



思いを言葉にするって案外難しいのかもしれない。



自分の感情に気づいていないこともあるし‥



でも、気軽に話す相手がいればおしゃべりの中で何かに気づいて、大切なことが分かったりするから、おしゃべりは大切。



とにかく、



否定しないで聴いてくれる家族や友だちがいることはとってもありがたいね(*^o^*)