テレビは観ないが、ティバーやNHK➕で好きなドラマを観たりする。
「鎌倉殿の13人」とか「アトムの童」とかすごくおもしろかった。
それで、NHKで「チコちゃんに叱られる!!」を観たら、「心が折れる」って言葉がどうやってできたかやっていた。
結論から言うと、プロレスラーの神取忍さんが言い始めたらしい。
説明では、このようなことを言っていた。
「女子プロレス界のスーパースターだったジャッキー佐藤選手に対して神取忍さんはまだまだ駆け出し。
それでも神取忍さんはただ勝つだけではなく「戦う事への恐怖を相手に教える」という大きなテーマを持って試合に臨む事に。」
What an Interesting World より引用
神取さんは試合に勝ち、ジャッキー佐藤さんは、その後引退されたそうだ。
そして、神取さんは、改めてご挨拶をする前にジャッキー佐藤さんがガンで急逝され、「悔いが残っている」とおっしゃっていた。
「心が折れる」とは、
「自分を支えていたものが一気に無くなって落ち込んで無気力になる(くじけてしまう)という状態の言い換えになっている」
と、いうことだった。
試合やゲームに勝つことは、良いことだと思う。
でも、それによって相手に立ち直れないくらいのダメージを与えるって酷だ。
神取さんは勝つだけではなく「戦うことへの恐怖を相手に教える」ということがテーマだった。
その意思は相手に伝わった。
どのような意思
目的で行うかは
とても大切
スポーツやゲームには、やっぱり勝ちたい。
その目的は相手にダメージを与えるってことじゃない。
と、わたしは思う。
今まで生きて来て、随分と悲しかったり、苦しかったりした。
人に裏切られると辛いし‥
でも、わたしの心は折れたりしない。
圧力が加わって曲がっても元に戻る。
だけど、意図的に「心を折る」ってことを目的にしていたり、意地悪ですることは、相手に大きなダメージを与える。
だから、それはしてはいけないって思う。
ほんとにしてはいけないことなんだ。