母に予定を伝えても直ぐに忘れてしまう。
本人も努力していて、メモに「祐子が○曜日に来る」と書いたりする。
たまたま、今週は講演でいつも行く日の翌日に行くことにした。
「でも必ず行くから心配しないでね」と何度か伝えた。
ところが、弟に電話して「祐子がしばらく来ないと言っているから困ってる」みたいなことを言ったらしい。
毎週行っていても、「ずっと来ない」と言われたりする。
母にとっては一週間は長いのだろう。
そして、「ずっと来ない」になる。
悪気はないし、頭の中でそんなふうになるんだろう。
だけど、ときどき腹が立つ。
そして、悲しくなる。
本人たちは、そんなこと思っていないが、
わたしは両親から訓練されている。
子育てで訓練され、それではまだ足りず、
今度は介護で訓練される。
家族ってありがたい。
その機会を提供してくれる。
だから、悲しいことも悔しいことも、
成長するための訓練。
母は、今月91歳になる。
その歳でも、まだ娘に成長の機会を与えてくれている。
成長の機会だと思うと、ちょっと違った感じで母に接することができる。
母の安心、幸せにフォーカスする。
今朝も母は言った。
「あー ゆうちゃんの声を聞くと安心する。
あー 良かった。電話くれてありがとうね」
明るく元気な声だった(o^^o)