わが家の子どもたちは、ほんとに宿題をしない。
勉強しない。
だけど、リビングに置いてあったたくさんの図書館の本は好きに読んでいた。
特に次男は一番読んでいたと思う。
おとなになって、本やマンガをたくさん読んでいたことは、次男の力になっている。
次男は小学生の頃「かいけつゾロリ」が大好きだった。
シリーズなので、いつも楽しそうに読んでいた。
かいけつゾロリは、手持ちの物を使ってなんとか勝とうとする。
それを見て「すごくいいなぁ」と思ったそうだ。
ゾロリの「ひらめきと発明」をワクワクしながら読んだのだろう。
それから、次男はボードゲームのときなどに相手がどう考えるか考えるようになった。
それが思い通りの展開になると楽しくてしようがなかった。
ちなみに次男は考えて、考えてジャンケンをするので負けない。
勝ちまくった次男に「運がいいね」と言ったら、怒られてしまった。
全て、考えてジャンケンした結果だと言った。
手に入れるために思考する
次男は、大学生のときジェンダー論の講義を受けたかったが、受講希望者がとても多く、ましてや次男は1年生で、受講できる可能性はかなり低かった。
そのときも、教授に自分を覚えてもらうために思考し、実行し、見事に受講できた。
1年生の法学部からはたったの一人だったらしい。
つまり、次男はかなり細かい計算をいつもしている。
そして、相手に気持ち良く動いにてもらうための言葉かけはすばらしい。
このところわたしは、やたら忙しいく、夜の洗い物がそのままになっていた。
朝、洗い物をして出ることができるかどうかギリギリだった。
次男は「洗い物をして頂けたら、大変嬉しいのですが、お母さまはお忙しいので、決して無理はなさらないでくださいね」と言った。
それだけのことだったけど、私は次男の期待に応えたいと、大急ぎで洗い物をして出かけた。
帰ってくると次男は「お忙しかったのにありがとうございます」と言った。
次男は万事そんなふうなので、就活でも、仕事をしているときも、家でも周りが気持ちよく動くことができる。
これは、ものすごい才能だと思う。
常々、すごいなぁと思っていたが、なんときっかけが「かいけつゾロリ」だったとは
勉強はちっともしなかったけど、いつも本やマンガを読んでいた。
好きなことを、じゃまされずとことんできたことは良かったのだと思う。
この才能というか武器を使って、次男の新しい挑戦が始まった٩( ᐛ )و
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観ていた。
が近かったので、お料理番組をやっていた