数日前、三男から電話があった。



「おふくろ、落ち着いて聴いてね」



「落ち着いてるから話して」



「オレ、2階の屋根から落ちた。

それで、頭が割れるように痛い。

整形外科で診てもらって体は大丈夫そうだけど、頭は脳外科で診てもらわないといけないって、

遅いから脳外科には行けなかった。

気持ち悪くなったら直ぐに救急車呼べって、

一応緊急連絡先、おふくろだからなんかあったら、連絡が行くと思うから伝えておく」



多分、わたしは色んなことを口走ったと思うが、「眠いから寝るわ」と言って電話を切られた。



とりあえず、翌日も働くから朝5時に起きると言うので、5時に電話して生存を確認した。



もちろん、祈ったり、遠隔のヒーリングしたり、レイキを送ったり、できることはみんなした。



でも、何より、「大丈夫」という気持ちがしていたので、わたしも眠ることができた。



むち打ちがひどいと言っていたが、ヘルメットを被っていたので、頭痛も一日で治ったようだ。



全身打撲だから、本当は安静にしてなくちゃいけないと思うんだけど、「仕事があるから」と言って働いている。



小学校のときに、交通事故で頭蓋骨骨折をしている三男。



その後遺症にずっと悩まされてきた。



膝も悪く、入院して手術も受けている。



それでも退院して直ぐに働いた。



もう、おとなだし、わたしが何を言っても聴く耳を持たない。



それでも電話で知らせてくれることはありがたい。



多分だけど、



「おふくろはできることをしてくれる」と思っているのではないかと思う。



はい。



できることはなんでもします。



あなたのためなら、



なんでもᕦ(ò_óˇ)ᕤ






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