庭に植えていたイチゴを全部、鳥に食べられたので、仕方なく家に入れた。








さすがに鳥に食べられないので、しっかり赤くなってから収穫することができた。




なんたって、鳥さんたちは真っ赤になるちょい前くらいに食べて行く。




人間が、しっかり赤くなってから収穫することを知っているのだろう。




イチゴは食べられてしまったが、そこは「すごいなぁ」と感心した。




幸いニャンたちも、観葉植物の葉っぱをむしゃむしゃ

食べたりするが、イチゴには関心がないようだ。




そんなわけでイチゴは、真っ赤になってから食べることができた。





ところが、ちっとも甘くない。



わたしなりに手をかけたつもりだったが、すっぱいイチゴを食べながら、少し残念な気持ちがあった。



わたしが望んだのは、甘いイチゴ。



でも、それはわたしが勝手に抱いた期待。



イチゴはすっぱいイチゴであることに満足しているのかもしれない。



思い描いていたことと違うことってけっこうある。



子育てだってそうだと思う。



わたしは明らかに甘いイチゴではなかった。



かなりすっぱいイチゴになった。



父は随分とがっかりしただろう。



でも、母はそのすっぱいイチゴに満足して、愛した。



わたしはすっぱいイチゴでいい。



すっぱいイチゴがいい🍓





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