ケータイの電源を切ったまま、次男たちのグループは楽しく観光していた。



ケータイはGPS機能が付いていて、先生はそれを見ているわけだが、電源を切ったため、どこにいるのか分からない。



そして、清水寺の近くのおみやげ屋さんあたりで、おみやげを見ていたとき、次男は知らない男の人に声をかけられた。



「このサイフ、君のじゃないかな?」



なんと、その人は次男を追いかけて下さったようだ。



次男はサイフを落としたことにさえ気付かずに歩いていた。



その親切な男の人のおかげで、次男はおみやげを買うことができた。



そして、予定通りのコースを周り、帰ることになったが、計算違いをして、到着しなくてはいけない時間にホテルに着いていなかった。



時間までに帰ってくるように強く言われていたのに、
一つのグループが帰ってこない。



しかも、そのグループのリーダーは次男。



当然先生方は心配して、ケータイに電話をしたが、電源は切られたままなので、電話には出ない。



かなり遅れてホテルになんとか到着したが、その間の先生方の心配はけっこうなものだったらしい。




しかし、次男は家族や親友におみやげをたくさん買い、満足して修学旅行から帰ってきた。



なんと、みんなのためにお金を使い果たし、自分のためには何も買ってこなかった。



そして、わたしには三色団子を1本買ってきてくれた。



「お金がなくなって、お母さまには、お団子になってしまいました」と言っていた。



修学旅行の感想を聞くと、



「京都は重たい色がいっぱいあっておもしろかった‥」と言っていた。




京都は『京の景観ガイドライン』というものがあり、



景観は公共の財産

という考えの中で、建物や広告などに規制があるようだ。



皆さんもよくご存知だと思うが京都のマクドナルドの色合いはシックだ。




何はともあれ、次男の修学旅行は無事に終えた。







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