「家庭の夕べ新聞読みました。
本当に堀内君には申し訳ないことをしました。
お母さんのおっしゃっていたこと、よく分かりました」



先生はわざわざ電話をくださり、そう言って謝ってくださった。



やっと伝わった。



わたしは本当に切なかったのだ。



発達障害の子はけっこう色んな場面で途方に暮れている。



親もそれが分かるから、できる範囲で一生懸命助ける。



しかし、学校でのこと、行事のとき‥
親はついて行ってやれない。



事前に先生に気にかけてほしいことを伝えたところで、先生は一人。



手が回らないのだろう。



わたしは悲しかった。



一人だけおにぎりの入っていない大きなリュックを背負って水も飲まず歩いていた次男の姿を思い浮かべる。



この切なさを誰にぶつけていいか分からなかった。



だから、家族新聞に書いた。



その思いが先生に伝わったことは嬉しかった。



なんであれ、分かってくださった。



書いて良かった。



家族新聞を20年以上にわたって書き続けたことは、
わたしのブログの原点だ。



書くことには力がある。



今でもそう思っている。







★次回、ケントのzoomお話会は最終回になります。
テーマは「自分を整える」です。
10月8日金曜日午後9時〜10時
参加費1000円
質疑応答の時間にケントがなんでも答えます。
(質問はテーマにそっていなくても大丈夫です)
お気軽にご参加くださいね(o^^o)

お申し込みはこちらから