大きなリュックを背負っていても、そこにはおにぎりも水筒もない。



みんながおにぎりを食べる中、次男は食べるものがない。



先生が気づいておにぎりを一つくださったらしい。



しかし、わたしには気がかりなことがあった。



水筒がないのだから水分をどうしたのだろうか?



さすがに水筒のコップは一つ、それを分けて飲ませてくれることはなかっただろうと思った。



案の定、次男は水分をほとんどとっていなかった。



川の水を少しだけ飲んだと言っていた。



その日は長野県も30度を超えていた。



真夏、散々歩いて水分をあまりとっていない。



よく、熱中症にならなかったと思う。



その自然学校には支援級の子も参加していた。



その子には先生がついている。



次男には当然そういう助けはない。



ちなみにバスの運転手におにぎりの入っているデイパックを預けてしまったのは次男だけだった。



それにしても、わたしには疑問があった。



なぜ他の子からは大きなリュックを預かっているのに、バスの運転手は次男からはそのまま小さなデイパックを受け取ったのか?



だいたいそんな大切なこと、なぜ先生がしなかったのか?



もう色んなクエスチョンマークが頭の中をクルクルした。



そして、わたしは何人かの友人に電話をした。



友人たちの子どもたちは他の小学校へ行っている。



どうしても聞きたいことがあった。



つづく




★次回、ケントのzoomお話会は最終回になります。
テーマは「自分を整える」です。
10月8日金曜日午後9時〜10時
参加費1000円
質疑応答の時間にケントがなんでも答えます。
(質問はテーマにそっていなくても大丈夫です)
お気軽にご参加くださいね(o^^o)

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