すご〜く嫌なことがあると現実逃避する。
まぁ だいたいは寝るか映画を観る。
そんなわけで、プライムビデオの「陸王」を観た。
普段、朝ドラ以外のテレビは観ないため、ほとんどのドラマをリアルで観ていない。
なので、何年も前のドラマを楽しく観る。
実話を元にしているんだろうなと思いながら観ているから、けっこう感情移入しながら夢中で観る。
夢中で観ている割に途中で寝ちゃうところがわたしなんだが、目が覚めるとまた夢中で観る。
映画を一本、「陸王」を二話観て、夜中の12時を過ぎたので、後ろ髪を引かれながら寝た。
すると、どうだろう‥
朝、起きたらスッキリしているのだ。
起こった事柄はかなりのことで、それはドンと存在しているのだが、なんだかあんまり気にならない。
「えっ、なんで軽くなった?」って思って不思議な感覚だった。
たまたま友だちが来ることになっていたので、試しにエモーションコード(いらない抑圧感情の解放)をしてもらったが、なんとわたしには抑圧感情はなかった。
「ひぇ〜 こんなことが起こっているのに、わたしには抑圧感情がない!!」
われながら驚いた。
人からあらぬ怒りを向けられたり、憎まれたりすることはしんどいことではあるが、それに対して、自分も同じように怒りをもったり、憎んだりしたら心はズーンと重くなる。
そもそもそれに対して怒りも憎しみも感じなければ、心は苦しくはならない。
「そんなこと無理!!」って以前は思っていたが、鍛えられているうちに、案外そんなことがさらーっとできるようになってきた。
どんなことが起こっても病気にもならずヘラヘラと暮らしている。
重ねて言うけど、鍛えられたんだと思う。
まぁ わたしも普通の人間なので一瞬「痛〜い」とは思う。
ただ、その立ち直りが異様に早い。
人をさっさと赦せることは結局は自分を傷つけない。
友だちが教えてくれたことだけど、
ナイフを向けられて、それを握りしめたらケガをする。
でも、ナイフを握りしめなければ血を流すことはない。
人から刃を向けられることは嫌だけどね。
握らなきゃいいのよ。
みんな、いろんな感情があって、
そしてそれぞれに先祖から受け継がれたDNA があって、
脳の特性がある。
だいたい、怒りの根っこには深い悲しみがあったりする。
友だちが言っていた、
「憎むより憎まれてる方が全然いいから‥」はほんとにそうだなぁと思った。
だってね。
人はいつ死ぬか分からないし、「赦せな〜い」って思っている状態で次の世に行って、それで最後に神さまに報告するとき、「わたしは〇〇さんを赦せていませんでした」って言うのは辛い。
そんなわけで、わたしの心はとっても軽い。
現実逃避はとっくに終わっているけど、「陸王」は観たい。
今日は、美容院に行って、原稿を楽しく書いて、最後に「陸王」を観ることにする。
あー 平和だ(o^^o)
。