「わたしはホテルが好きです。
あのプロフェショナルな接客に触れると回復するんです。
ホテルに行くとホスピタリティを感じます。
そのゆえに回復するんだと思います」
「ホスピタリティって何?」
「心からのおもてなしって捉えてもらったらいいかと思います」
「なるほど、心からのおもてなしによってあなたの心は回復するのね」
「はい。なんでホテルが好きかという理由が分かりました」
次男は今年、人身事故を目撃したときも、「ホテルに行ってきます」と言って都内のホテルに1泊して来た。
「フラッシュバックと新しい家が結びつかないように、ホテルに全部置いて来ます」と言って出かけたが、そもそも次男はホテルのホスピタリティによって回復するっていうのがあったのだと思う。
そして、次男はその後、しっかりと回復していった。
心からのおもてなしは、実際に触れると心が喜ぶ。
ぞんざいにされると悲しい。
古い話で恐縮だが、わたしは新婚旅行に宮崎と鹿児島に行った。
そのとき、宮崎のホテルでチェックインしているとき、わたしが独り言のように「明日、晴れるといいなぁ」と小さな声で言った。
多分。天気予報はあまり良くなかったんだと思う。
翌朝、ありがたいことに、晴れた。
フロントに鍵を預けたときに、こんなことを言われた。
「今日はよく晴れて、良かったですね。
行っていらっしゃいませ」
そして、ステキな笑顔で見送ってくださった。
それだけのことだったけど、わたしの小さな呟きを聴いていて、晴れて良かったとこの人は思ってくれている。
その笑顔にわたしは癒された。
その人の思いって伝わるのだ。
もちろん、仕事としてやってるのだけど、その中に心を込める人とそうじゃない人がいる。
心を込めて働いている人は分かる。
「心を込めたおもてなし」によって人は回復する。
このことは、しっかりと心にとめておきたいと思う。
そして、
次男はそろそろ大きな決断をする。
★ゆるみ子育て☆堀内祐子のメルマガ(無料)
メルマガでは、かなり不思議なわたしの子ども時代について書いています。
こちらは子育てのヒントになるエピソード満載です。
よろしければ、ぜひご登録くださいね。
■登録用URL
☆個人カウンセリング申し込み受付中
□カウンセリングについて
https://k-gifted.net/counseling/