「タイタニックは名作だと思います。
船が沈むとき、子どもや女性、老人という順番でボートに乗ります。
そのとき、お金持ちの太った紳士が、誰もいないレストランでワインを注文するんです。
もちろん、持ってきてくれる人はいないんですが、
そのとき、なんかその人の誇りを感じました。
子どもの頃は誇りについて理解できませんでした。
誇りってなんの役に立つのかって思っていました。
でも、おとなになってその誇りというのは、
後の世にも語り継がれて、残るようなそういうものなんじゃないかと思いました。
その人は死んでいなくなってしまっても、その人の誇り高い人生は後の人にも影響を与えます」
昨日悲しいことがあって、夕飯も食べずに寝てしまったので、なんだかエネルギー切れという感じで、ぼーっとしながら次男の話を聞いていた。
「その人が死んでいなくなってしまっても、その人の誇り高い人生は後の人にも影響を与えます」
なんかその言葉が、心に残った。
その人がどんなふうに生きたのかっていうのは、
その人がいなくなってからの方がよく分かったりする。
わたしは。メルマガ で自叙伝的なものを書いている。
生まれたときからのことを思い出しながら書いている。
読んだ方は分かると思うが、かなりひどい幼少時代を過ごし、能力のアンバランスさからかっこ悪い子ども時代を過ごした。
そして、不安定で反抗的な思春期から、今は働くようになってからのことを書いている。
誇り高いとは言いがたいが、どう考えても「うつ」であろう状態にありながら、わたしは幼稚園の子どもたちの卒園を見届けた。
死にたいほど辛かったのに、そこから逃げなかったのは、後で考えたらなかなかの根性だったと思う。
後々、4人の子ども達全員が発達障害と診断されたし、
アトピーと喘息だったし、多動だったから事故やケガが多かったし、学校へ行かないことも多かったし‥
案外わたしは頑張ってきたではないかと思ったりする。
まぁ そういうことを自画自賛というのだが‥
そういう自画自賛しちゃうところも含めて、子どもたちがわたしの人生からなにがしかの影響を受けてくれたら、嬉しかったりする。
正直言えば、今はそんな兆しもないが、いなくなったとき、わたしの生き方を思い出してくれたらいいなぁと思う。
そして、死ぬ前に自分で「よし❣️」って思えたらいい。
多分、それが一番大事だな。
人からどう思われるかより‥
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