ギリシャのサントリーニ島。
ローカルバスに乗って、白とブルーの世界へ
サントリーニ島にはどうやら信号がない。
道路も狭く、街でカーブするときなど、なかなかのスリルだ。
走っている車はほとんどがほこりまみれ。
トヨタも日産も走ってはいるが、そのほこりまみれ加減はかなりのものだ。
さすがにうちの車がサントリーニを走っていたら、美しく見えるだろう。
バイクが止まっているためにバスはカーブを曲がれない。
バイクは動こうとするけどエンジンがちっともかからない。
バスの車掌さんみたいなお兄ちゃんが笑いながら「マイフレンド ウェイクアップ ウェイクアップ」と声をかけている。
なんだか知らないが、道端で誰かが吹いていたのかシャボン玉がバスの中をのどかにふわりふわり。
バスの時計は30分も早い時間を示している。
ここでなぜか遅れているんじゃなくて早い(*゚∀゚*)
車掌さんは乗客とおしゃべりに夢中になっているし、冗談ばかり言って笑ってる。
私が立っていたら、「マム、こっちに来て座りな」と声をかけてくれた。
こんな感じがサントリーニ島なのね。
やたら笑う。
急がない。
冗談を言う。
鼻歌歌う。
そして、みんなご機嫌な感じ。
ギリシャは経済的に破たんしたことがあるし、今だって決して豊かではないのだと思う。
それでも、多くの人がご機嫌な感じで暮らしているのだろうと思う。
だって、表情が明るいもの。
きっと、色んなことはあると思う。
でも、どんなふうに生きるかはそれぞれが自分で決める。
くっきりの白とブルーが似合う国なんだなぁ
ギリシャは‥
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