皆さん、こんばんは!

割と疑問に思っている人が

多いんじゃないかと思いまして

今回はハカランダ指板は

果たしていつまで使われていたのか⁇

またヴィンテージギターの話ですが!笑

まずはハカランダとは?

ブラジリアンローズウッドを別名で

ハカランダとも呼びます。

今となっては希少材でして名高いですが

当時はブラジリアンローズウッドが

当たり前だった訳です。

ざっくり言うとFenderもGibsonも

65年前期まではハカランダ指板です。

その後も実は68年ぐらいまでは

ハカランダ指板の個体は存在します。

ムック本等にはFenderはCBS買収後は

インディアンローズに切り替わっていると

つまり65年1月以降=インディアンローズ

そんな方程式が成り立ってるわけです。

実際には65年の6月ぐらいまでは

殆どがブラジリアンローズウッドです。

その後もちらほらとそういう個体は

見受けられますよね〜。

ブラジリアンローズウッドの杢目を

見分けるにはかなり本数を

実際に見て勉強するしかないです。

黒々しい個体もあれば

パッと見はかなり明るい色で

これがブラジリアンですか…

って個体も中にはありますが

黒々しいというイメージが

付いているのは間違いないです。

実際に杢目以外で言うと

オイルを付けた時の反応は

エボニー指板と全く同じ反応をします。

かなり油分が多く、少量で十分です。

導管が特徴的なのでそれさえ理解すれば

見分ける事は簡単でしょう…

実際に楽器屋の店員さんでも

見分ける人はかなり少ないかと思います。

気付いてない時ありますからね 笑

68年ぐらいまで存在するというのは

Fenderに関してはかなり稀です。

Gibsonはアコースティックギターや

セミアコやフルアコ等は比較的多い印象です。

SGやLPにも採用されているケースは

何度か見た事がありますが稀です。

1968年のLes Paul Standardで

ハカランダ指板の個体も存在するわけで

実際に僕も何本か確認してますし

Gibsonは69年でハカランダの個体も

見た事がありますが流石に69年までかな!

なんでそういう個体が存在するのか

単純に材が余ってたからって説が

1番信憑性があるかなと思います。

ストックしていた材を使い切るまで

そのぐらいかかったのだと思います。

そういう個体もあるので

65年以降を狙ってる方はそこら辺も

頭に入れておくと役に立つかも!