ベッドから出す足は、少し冷んやりして、

思わず引っ込めたくなってきましたが、

 

 

色とりどりに美しく装った山と、

突き抜けるような青空のコントラストの美しさに誘われ、

なんとか朝の散歩へ。

 

 

毎日が、旅の延長のような田舎生活の感動は

住民票を移し、1年経った今でも色褪せません。

 

 

相変わらず忙しさに追われている田舎暮らしですが、

ちょっとそんな「いなか暮らし」というものについて

最近感じているコトをまとめてみたいと思います。

 

 

今日は、友達作りについて。

 

 

今年はコロナの影響で

私も東京へ行く頻度が激減し、

充実した引きこもり生活を楽しんでいたのですが

半年も過ぎてくると、なかなか友達に会えない寂しさから

コッチ(田舎)でもお友達がいたらいいな、と思うようになりました。

 

 

しかし、基本的に私は、仕事を東京でしかしていないし、

子供はいないので、

子供を通じてのコミュニティーとのご縁もなく、

地元のお祭りというのも特にないので

どこにも属しておらず、それが気楽でもいいんですが、結果的に

 

 

まーーーーったく、友達がいないのです。

 

 

一応、2拠点生活からカウントすると3年経つので

ご近所の方とは挨拶も交わすし、

お名前と顔が一致する方も増えてきたり、

(ほぼ全員相手はこちらを知っている)

 

 

年に一回、庭先でのお花見BBQ にお招きして下さる女将さんや

散歩の途中で、立ち止って

お花や本の話を交わしてくださるおばあちゃま、

馴染みの店の店員さんくらいは知り合い出来てきていますが

 

 

お互いの電話番号を知っている関係は・・・

 

 

ゼロだわっ!!!!

(今気づきました 汗)

 

 

唯一、お隣の女の子(スマホデビューしたばかり)に

「みきちゃん電話番号交換しよう!」と言われましたが

連絡を取り合う関係ではなく!?(アポなしで庭に来る)

 

 

強いていうと、唯一のお友達ですが笑

ちょっと、これは置いておいて・・・

 

 

あれ?なんかそもそも、

人との知り合い方を忘れてきています。。。

 

 

東京にいた頃は、

仕事で毎週新しい名刺は増えていっていたし、

頻繁に開催されていたパーティーに参加すれば

なんらかしらのご縁ができていたけど・・・

 

 

田舎暮らし自体が楽しくて、忙しいので、

気持ちが外に向いていないのかも知れないけど、

旦那さん以外とお店でランチやお茶とか、

一回もしたことがありません。

 

 

まぁ、庭先でBBQをワイワイしているシーンは見かけたことがないので

ホームパーティー文化の実態はわかりませんし、

 

 

集まりというと、地域の消防団とか婦人会とか?ご親族の集まりとか??がメインのようで

接点がない私が、ヒョイっとお呼ばれする場はなさそう。

 

 

東京にいる時を思い出すと、

ワインパーティーするから(ちょっと例えが古い?)、

ワイン好きなお友達を誘って一緒に参加しようとか

個人単位でのイベント自体も、輪を広げる友達もいたんですけどねぇ。。

 

 

どこにでも首を突っ込みたいわけではないので、

まずは自分に合った場所がどこにあるのか?

それともないのか??が課題です。

 

 

余談ですが、Netflix「Emily in Paris」を見ていると、

突然の移住で、0から人間関係を築けているエネルギーに感心します。

(まぁ、ドラマですが (^_^;))

 

 

学生時代からのような、喜怒哀楽全てを交換するような

ディープな友達関係を作りたいわけではなく

何かこう、ちょっとした、美しさや、楽しみや喜びを

一緒にシェアできるような関係は欲しいなと思ってきました。

 

 

こういう気持ちが芽生えたコト自体が

ようやく私も移住したという自覚の現れなのかも知れませんね。

 

 

話が蛇行しますが、友達作りのもう一つの壁も見えてきました。

「田舎の人は人付き合いが濃い」という習性です。

 

 

今まで地方出身者の友人から

「それが苦手で、東京に出てきた」という話をよく耳にしましたが

 

 

実際に直面すると、確かに納得。

 

 

すごい勢いで、全員がお互いのことを共有しています笑

 

 

大概のことは、ご本人に聞く前から、耳に届くというか・・・汗

えぇ、そんな複雑なご家庭の事情を聞かされて良いの!?とか

そんな明け透けに、家の改修費とかベラベラ勝手に喋って大丈夫ですか??とか笑

 

 

重たい話から、些細なことまで、

初対面の私にでも聞かせてくださいます。

 

 

うむ。。

 

 

正直、これを自分がされてたら、嫌だろうな 汗

 

 

と思いつつ、

だったら、自分が話す内容は制限すれば良いわけで

東京でも本人自覚なし・悪気なしのスピーカータイプはいるので、

大人の気持ちが良い付き合いができたら良いなぁと願いつつ・・・

 

 

良くも悪くも、素直な人が多くて?

ただただ知っている人の話を、

中身は選別せずにしてしまうだけなのかなぁ?

と捉えているんですが、いかがなものなのか???

 

 

個人差もあるので、当然一概に一括りにできませんが、

田舎の人間感性の濃さは、安心して平和にその地で長く暮らすために、

お互いをよく認識して、和を乱す異物をはねつけるためには、仕方がないのかな?

とよそ者の私は感じています。(好き嫌いは別として)

 

 

それよりも、身を持ってに実感するのは、

コチラの高齢者の方は、モラハラ発言の認識が全くないこと。

 

 

100%、子供のことを聞かれ、

後は、元気な子を産むだけねと言われるし・・・

 

 

私の場合は、自分が子供な性格なので、

子供のいる人生に踏み切れず夫婦2人暮らしを選んでいるので

 

 

あはは〜

と笑ってながせていますが、

 

 

これが、すっごく赤ちゃんが欲しくて、チャレンジ中の人とかだったら

めちゃくちゃストレスになると思いました。

 

 

一回、流石の私もムッとしたこともありまして

 

 

「あんたは、子供は作れないけど、

 野菜とか花を作るのは上手だな!カカカっ!!」

 

 

と言われた時は、流石に絶句・・・

 

 

まぁ、笑顔で言葉を発しているので

うん、後半だけ耳に残そうとその場では飲み込み、

まぁ、ここで結局悪口書いちゃう訳ですけど汗

 

 

あ!陰でブログに陰湿に書いている私よりも、

あけすけな人達の方が腹の底がわかって良いのかしら???

 

 

いや、そもそも相手を害することを話題にしちゃいかんですよね。。。。

自分も一層気をつけよう汗

 

 

そんなわけで、本当に悪気なく、相手の事情も察することもなく

当たり前として皆さんこういった発言は頻繁におっしゃるので、

この辺りは、異文化として、こちらも認識するしかありませんね。

 

 

次の世代には、そういったモラハラ、プライバシー管理などの研修は

しっかり浸透させていくことが大事だなと思いました。

 

 

話を戻すと、田舎暮らしで友達はできていませんが

楽しく暮らしております!

 

 

でも、いつか気の合う方とのご縁が出来る様に

自分でも努力して見つけていこうと思います^^

 

 

思いついたままに綴っておりますが

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました❤️