私の子供は自閉症です。
大したものでもないのですが、
こだわりがたくさんあります。
もう20年以上うつりゆくこだわりに付き合ってきたので、
今では多少のこだわりには動じません。
危険のないこだわりに関しては、気にすることなく見守ります。
あの手この手で面白おかしくこだわりから気持ちをそらせてみたり、
こだわりのなかには苦労もありましたが、
気づかぬうちに別のこだわりに移行してることが、多々です。
昨年冬に靴擦れから始まった足の皮むき、
皮むき防止策として、
ワセリンを塗ったり、ストッキングをはかせたり、
毎日はなかなか継続できず⬅私が(笑)
お金がかかるのですが、100均で見つけたかきむしり防止テープを買い、貼ることにしてみました。
今、貼ることにこだわる彼は、ミニカーにセロテープやガムテープを貼りまくっている毎日。
どうやら「貼る」こととリンクしたようで、
足に貼れ、と毎日私にアピールしてくれる。
毎日貼るこだわりが足にも。⬅習慣化。
大分よくなってきました、こだわりの足の皮むき、そのけっかの皮むけ。
ここからが主題(笑)
帰省中、
両親の口喧嘩を聞いていて、
お互いのこだわりがぶつかっているな、と強く感じます。
どうでもいーことでお互いのこだわりを主張し、喧嘩をしているのです。
こだわりは制止できません。
私はそれをよく知っているので、
相手のこだわりを受け入れるか、
自分のこだわりを逸らすしかない、と考えます。
両親にも伝えてみましたが、
高齢の彼らにはなかなか困難なご様子。
自閉症の育児は大変なんてもんではないくらいの大変さですが、
こだわりに関しては寛大になれた気がします。
相手のこだわりを受け入れる、時に逸らす、
自分のこだわりも相手に押し付けず、伝わらないときは引いてみる、自分の気を逸らす、
そんな風に生きれば夫婦仲良く暮らせる気がします。
2016年が過ぎ去っていきます。
4月以降職場絡みのことで、いろいろあって、
よかれと思って後輩に心傾けてみたつもりが、ビックリな反応で、
結果逆ギレされて、
この年でいじめまがいなこともされて、
後輩が職場を去った後もずっとずっと心が痛かったです。
多分、一生忘れない。
暴言を吐かれたり、無視されたり。
それでもいつか和解できたらな、と思うのは、
人生後半戦の余裕かな、
ということにしておこう。
来年は心を痛めないように過ごしたい思います。