時間軸:Part 8:パレスチナ人に対する、イスラエルの人権侵害の 75 年
2023/11/06:マイク・アダムス
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▶ 2017年4月13日 – イスラエルはパレスチナ捕虜に対する「不法で残酷な」政策を止めるべきだ - April 13, 2017 – Israel must end ‘unlawful and cruel’ policies towards Palestinian prisoners
アムネスティ・インターナショナルは、来週のパレスチナ囚人の日である、4月17日を記念して始まる大規模な囚人のハンガーストライキの前に、イスラエルの数十年に渡り、占領下の西岸と、ガザからのパレスチナ人をイスラエル内の刑務所に拘束し、規則的な家族訪問を禁止する政策は、残酷であり、国際法の明白な違反であると述べた。
同団体が、イスラエルの刑務所に拘留されている家族やパレスチナ人囚人から集めた証言は、場合によっては長年拘留されている親族と面会できない家族が耐えている苦しみに光を当てている。
アムネスティ・インターナショナルの、中東・北アフリカ地域副局長マグダレナ・ムグラビ氏(Magdalena Mughrabi)は、こう語る。
「パレスチナ占領地で」
「逮捕されたパレスチナ人捕虜を」
「イスラエル国内の刑務所に拘留するという」
「イスラエルの冷酷な政策は」
「ジュネーブ第4条約への重大な違反である」
「これは不法かつ残酷であり」
「投獄された本人と」
「その愛する人達にとって」
「多くの場合何か月も」
「時には何年も会えないという」
「悲惨な結果になる可能性があります」
「イスラエルは」
「捕虜を占領地の外に不法に移送する代わりに」
「そこで逮捕された全てのパレスチナ人が」
「パレスチナ占領地内の刑務所や拘置所に」
「拘留される様にしなければならない」
「それまでイスラエル当局は」
「囚人とその家族を処罰する手段として」
「面会の権利に過剰な制限を課す事を止め」
「条件が国際基準を」
「完全に満たす様にしなければならない」
▶ 2017 年 6 月 8 日 – イスラエルの占領:50 年に渡るパレスチナ人抑圧「誰もが自分の家に住む権利が有り、誰も彼らを追い出す事はできない」- June 8, 2017 – Israel’s occupation: 50 years of Palestinian oppression “Everyone has a right to live in his home and no one may uproot him.”
これは、イスラエルによるパレスチナ領土の軍事占領50周年を記念する今週のクネセット(Knesset)のイベントで、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(Benjamin Netanyahu)がイスラエルの「入植事業」を強化すると誓った言葉だ。
ネタニヤフの演説では右翼が明らかになったが、占領地のパレスチナ人には、その権利が及んで居ない様だ。
イスラエルによるパレスチナ領土における、入植地とそれに関連するインフラの不法な建設と拡大は、イスラエル占領の最も決定的な特徴の一つであり、過去50年に渡りパレスチナ人に対する大規模な侵害を生み出してきた。
▶ 2017年7月25日 – イスラエル軍が無慈悲な武力の誇示で暴力的な病院襲撃を実行 - July 25, 2017 – Israeli forces carry out violent hospital raids in ruthless display of force
イスラエル軍と警察が過去1週間に2度、パレスチナの病院を襲撃し、職員や患者に恐怖を与え、場合によっては医師が重傷患者に救急医療を提供できなくなったとアムネスティ・インターナショナルが本日発表した。
東エルサレムのアル・マカセド病院への襲撃は、7月14日にアル・アクサ・モスクで2人のイスラエル人警官が殺害された事件を受けて、イスラエル政府がアル・アクサ・モスクの入り口に金属探知機を設置し、礼拝者を検査するという決定を下した事で、エルサレムとヨルダン川西岸一帯の緊張がここ数日高まっている中で行われた。
この決定に対する広範なパレスチナ人の抗議活動と、その後の衝突で、過去10日間でイスラエル警察と軍により、少なくとも 4 人 のパレスチナ民間人が殺害され、1,090人以上が負傷した。
▶ 2017年7月27日 – イスラエル軍がエルサレム聖地で平和な群衆を攻撃 - July 27, 2017 – Israeli forces attack peaceful crowds at Jerusalem holy site
現場にいたアムネスティ・インターナショナルのスタッフによると、イスラエル軍は今日午後、エルサレムのアルアクサ・モスクに集まっていた平和的なパレスチナ人の群衆を、イスラエルが最近現場に課していた治安措置を解除して以来初めて初めて攻撃した。
「イスラエル軍は」
「アル・アクサ・モスクの」
「敷地の入り口と内部に立っている」
「平和的な群衆に向けて」
「スタン手榴弾、催涙ガス」
「先端がスポンジ状の弾丸を発砲し始めた」
「それは全く根拠の無い攻撃だった様です」
「一部のパレスチナ人は反撃に空の水筒を投げた」
「他の人達も同様に石を投げ始めた」
と、アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ副局長マグダレナ・ムグラビ氏は語った。
▶ 2017 年 8 月 7 日 – 報道の自由への攻撃としてアルジャジーラ閉鎖計画 - Aug. 7, 2017 – Plans to shut down Al Jazeera an attack on media freedom
イスラエル政府がエルサレムのアルジャジーラ事務所を閉鎖し、放送を停止する事を決定したと云うイスラエルのアユーブ・カラ通信大臣(Ayoub Kara)の発表に応えて、アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ局長代理マグダレナ・ムグラビ氏は次のように述べた。
「これはイスラエルと」
「パレスチナ占領地における」
「報道の自由に対する」
「厚かましい攻撃だ」
「この動きは」
「イスラエル当局が」
「批判的な報道を容認しないという」
「ぞっとする様な」
「メッセージを送る事になる」
「イスラエル政府は」
「アルジャジーラを抑圧する為に」
「行動する事で」
「湾岸諸国とカタールの間の」
「紛争を受けて」
「アルジャジーラチャンネルの」
「閉鎖を要求して来た」
「サウジアラビアを含む」
「この地域の他の多くの国に」
「加わることになる」
「全てのジャーナリストは」
「嫌がらせや脅迫に直面する事無く」
「自由に仕事を遂行できるべきです」
「イスラエル当局は」
「表現の自由に対する」
「抑圧的な弾圧を開始する代りに」
「批判的なメディアを」
「沈黙させようとする」
「あらゆる試みを」
「中止しなければならない」
▶ 2017年9月18日 – フランス系パレスチナ人の人権活動家が告訴も裁判も受けずに拘束される - Sept. 18, 2017 – French-Palestinian human rights worker detained without charge or trial
イスラエルの裁判所が、パレスチナ人権NGOアダメールの現地調査員サラ・ハンムーリ氏(Salah Hammouri)に対する、6か月の行政拘禁命令を認めたというニュースに対し、アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ担当副局長マグダレナ・ムグラビ氏は次のように述べた。
「イスラエル当局が」
「容疑者を起訴も裁判も無しに」
「無期限に拘留する為に」
「行政拘留を悪用した」
「もう一つの恥ずべき例である」
「イスラエル当局は」
「彼に不利な証拠を一片も提示せずに」
「彼を監禁するのではなく
「次のいずれかを行わなければならない」
「彼を本物の刑事犯罪で告発するか」
「即時釈放を命じてください」
▶ 2018年2月13日 – 共同声明:ガザの医療許可は過去最低。 2017年にはイスラエルの許可を待って54人が死亡 - Feb. 13, 2018 – Joint statement: Record-low in Gaza medical permits; 54 died in 2017 awaiting Israeli permit
ガザ外で、重要な治療を求めるパレスチナ人に対してイスラエルが発行する許可率が記録的に低い事は、イスラエルが、10年に渡る、ガザ地区閉鎖を終わらせる緊急の必要性を浮き彫りにしている。
▶ 2018年4月13日 – イスラエル軍は「帰還の大行進」抗議活動への過剰な武力行使をやめなければならない - April 13, 2018 – Israeli forces must end the use of excessive force in response to “Great March of Return” protests
アムネスティ・インターナショナルは、今日新たな抗議活動が始まって居る事を受け、イスラエル当局はガザでのパレスチナ人のデモを鎮圧する為に使用されている過剰かつ致死的な武力行使を即時停止する必要があると述べた。
26人のパレスチナ人、その中には3人の子供とフォトジャーナリスト、ヤッセル・ムルタジャを含む、先週金曜日とその前の金曜日の抗議活動中における死亡者と約3,078人の負傷者について、イスラエル兵が非武装の抗議者に違法に銃火器や、その他の過剰な武力を使用したとの報告について、アムネスティ・インターナショナルが独立かつ効果的な調査を求める要請を再度行って居る。
▶ 2018年4月27日 – 居住資格を失う危険にさらされているパレスチナ人:ムハンマド・アブ・テイル、アハマド・アトゥーン、ムハンマド・トータ、カレド・アブ・アラフェ - April 27, 2018 – Palestinians at risk of losing residency status:Muhammad Abu Teir, Ahmad Attoun, Muhammad Totah and Khaled Abu Arafeh
パレスチナ立法評議会(PLC)の、ムハンマド・アブ・テイル氏、アフマド・アトゥーン氏、ムハマド・トタ氏、ハーレド・アブ・アラフェ氏の4人の議員は、イスラエル国会がイスラエル内務大臣に許可する法律を公布した事を受けて、エルサレムの永住権を失う危険にさらされている。 「忠誠違反」で在留資格を取り消す。
▶ 2018年5月14日 – ガザでの過度の武力行使、忌まわしい国際法違反 - May 14, 2018 – Use of excessive force in Gaza anabhorrent violation of international law
本日、ガザとイスラエルを隔てるフェンス沿いでの抗議活動中にイスラエル軍により数十人のパレスチナ人が殺害され、数百人が負傷したとの報道に対し、アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ調査・擁護部長フィリップ・ルーサー氏は次の様に述べた。
「これは、イスラエル軍が」
「全く嘆かわしい方法で」
「過度の武力と実弾を使用した」
「もう一つの恐ろしい例です」
「これは国際基準への違反であり」
「場合によっては、戦争犯罪を構成する」
「故意の殺人と思われる行為を行っている」
▶ 2018年6月18日 – アフリカの亡命希望者の強制送還と「自発的」移送は強制的かつ違法である - June 18, 2018 – African asylum-seeker deportations and “voluntary” transfers are forced and illegal
アムネスティ・インターナショナルは、本日「強制的かつ違法:イスラエルによるエリトリア人およびスーダン人の亡命希望者のウガンダへの強制送還」と題する新たな報告書を発表し、イスラエル政府によるエリトリア人およびスーダン人の亡命希望者の移送は残酷かつ違法であると述べた。
2017年10月、イスラエルはエリトリア人とスーダン人を、受け入れに同意したアフリカの匿名の「第三国」への強制送還を開始すると発表した。この国はウガンダとルワンダであると広く報じられている。
しかし、イスラエル政府、どの国が強制送還協定に協力する事に同意したかを確認できず、最高裁判所はスーダン人とエリトリア人の全ての強制送還の停止を命じた。 しかし、イスラエルが2013年から実施しているこれら国民のウガンダへの「自発的」移送は続けられている。
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