時間軸:Part 6:パレスチナ人に対する、イスラエルの人権侵害75 年
2023/11/06:マイク・アダムス

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2012 年 6 月 6 日 – 行政拘禁を巡る不当性と秘密主義 - June 6, 2012 – The injustice and secrecy surrounding administrative detention

正義の飢餓:イスラエルにより裁判無しで拘束されたパレスチナ人 Starved of justice: Palestinians detained without trial by Israel は、無期限に更新可能な軍事命令に基いて告訴や裁判無しで、拘留を許可する英国の地域支配の名残である行政拘禁に関連した人権侵害を記録している。

 


報告書はまた、イスラエルに対し、パレスチナ占領地における活動家の合法的で平和的な活動を抑圧する為に、これらの措置を執る事を止めるよう求め、表現と集会の自由の権利を平和的に行使したという理由だけで拘束されている良心の囚人を即時無条件釈放するよう求めている。

 


他の多くのパレスチナ人捕虜と同様に、行政拘禁者は、尋問中の拷問や、その他の虐待の他、時にはハンガーストライキやその他の抗議活動に対する罰として、拘留中に残酷で品位を傷付ける扱いを受ける等の違反に曝されている。 更に、行政拘留者と、その家族は、いつまで自由が剥奪されるか分からないと云う不安と、何故拘留されているのか正確に分からないという不当性を抱えて生きなければならない。

 

 

 


2012 年 9 月 21 日 –  パレスチナの村を地図上に残す為に4者協議の行動が必要 - Sept. 21, 2012 – Quartet action needed to keep Palestinian villages on the map

取り壊し件数は3年間で 3 倍に増加しており、ヘブロンヒルズの村々は現在脅威に曝されている
 

イスラエル政府が、ヘブロンの丘陵地域にある13パレスチナ人の村に対する立ち退き取り壊し計画を進める中、取り壊しと避難の割合が 3 年 振りの最高水準に達した事が明らかになり、イスラエル管理下の西岸 C 地区に住むパレスチナ人の将来に対する不確実性が更にに高まると、援助・開発・人権団体30団体が本日警告した。

 

 

イスラエル政府が、イスラエル入植地の拡大と閉鎖軍事地帯の創設に、この土地を利用する事を計画して居る為、これらのコミュニティは破壊、又は地域からの追放の対象となっている。

 



2012 年 12 月 11 日 – イスラエルは、パレスチナの NGO と人権活動家への攻撃を止めなければならない - Dec. 11, 2012 – Israel must stop attacks on Palestinian NGOs and human rights defenders

2012年12月11日(火)未明、イスラエル国防軍(IDF)隊員がラマラにあるパレスチナ人NGO3団体を襲撃し、コンピューター、業務ファイル、機材を押収し、事務所を物色した。アムネスティ・インターナショナルによれば、これはパレスチナ占領地における運動家に対する「嫌がらせのパターン」の一部だという。

 


イスラエル当局は、機密情報に基いてヨルダン川西岸の人権活動家やその他の活動家の移動を頻繁に制限し、ヨルダン川西岸と、ガザ地区間の移動を禁止している。 ガザのNGOも、最近のイスラエルによる同地域での軍事作戦の直接的な影響を受けている。



2013 年 3 月 21 日 – ヨルダン川西岸の壁と入植地は、パレスチナ人の権利に対する侮辱である - March 21, 2013 – West Bank wall and settlements an affront to Palestinian rights

バラク・オバマ米大統領が、同地域への初の大統領訪問を続ける中で、アムネスティ・インターナショナルは本日、占領下のヨルダン川西岸を貫くイスラエルのフェンス/壁が、パレスチナ人農地から遮断し、更に多くの土地を占領する入植地は継続的な国際法違反であると述べた。 

 

 

この組織は、最近の数日間に、西岸北部のジャユス村に住むパレスチナの農民が、長年に渡り軍のフェンス/(この地域では電気が通り厳重に警備されたフェンスの形態をして居る)を、通じて土地にアクセスするのに苦労して居る事を知った。更に、イスラエルの入植者が追加の障害を設置している状況に直面している

 

 


2013 年 4 月 4 日 – ヨルダン川西岸地区におけるパレスチナ市民に対する過剰な武力行使の停止 - April 4, 2013 – Stop use of excessive force against Palestinian civilians in the West Bank

ヨルダン川西岸での抗議活動に対するイスラエル軍の対応はパレスチナ人の人権を尊重していない、とアムネスティ・インターナショナルは本日、2013年初頭以来同地域でイスラエル軍の砲撃により死亡したパレスチナ民間人の数が8人に達したと発表した。

 


2002年から、イスラエルに拘留されているガンのパレスチナ人囚人メイサラ・アブ・ハムディエの拘留中の死亡を含め、パレスチナ人の政治的拘留者や政治囚の拘留状況に対する新たな怒りを受けて、イスラエル占領に対する継続的なパレスチナ人の抗議活動が今週さらに激化した。

 

 

水曜日、ヨルダン川西岸北部のエナブ入植地近くの軍事駐屯地でイスラエル軍によってパレスチナ人の十代の若者2人が殺害されたことを受け、抗議活動は今後も続くとみられる。



2013年7月3日 – 軍はパレスチナ人の強制立ち退きを計画 - July 3, 2013 – Army plans forced evictions of Palestinians

ヨルダン川西岸南部に住む約1,000人のパレスチナ人(その半数近くが子供)強制立ち退きに直面している。 建物の一部は既に取り壊されており、移動は制限されている。

 

 

 

2013 年 7 月 8 日 – 詳細情報: イスラエル軍による 6 回目の住宅破壊 - July 8, 2013 – Further information: Israeli army destroys homes for sixth time


2013年7月8日午前 6 時過ぎ、イスラエル軍はヨルダン渓谷のハディディヤで羊飼いの3軒の家と多数の動物小屋を破壊した。 22人がホームレスとなり、その内 6人は脳性麻痺の4歳児を含む子供だった。 40度を超える猛暑の中での出来事でした。

 

 


▶ 2013 年 7 月 31 日 – 強制立ち退きに対して平和的に抗議する市民の権利を保護する - July 31, 2013 – Protect citizens’ rights to protest peacefully against forced evictions

 

アムネスティ・インターナショナルは、イスラエル当局は、数万人のアラブ系ベドウィンをイスラエル南部の自宅から強制退去させる計画に抗議しようとしているデモ参加者に過剰な武力行使をしてはならないと述べた。

イスラエル中の市民は、8月1日木曜日の「怒りの日」に向けて、プラワー・ビギン計画に反対するデモを組織している。 この計画により、ネゲブ砂漠の住民3万人以上の強制立ち退きが可能となる。 

 

7月15日のこの提案に対する平和的な抗議活動は、パレスチナの機動隊と国境警察によって過剰な武力で迎え撃たれた。 アムネスティ・インターナショナルはイスラエル政府に対し、この提案を撤回するよう求めている。



2013 年 8 月 27 日 – イスラエルによるヨルダン川西岸難民キャンプ襲撃における殺害には責任が必要 - Aug. 27, 2013 – Accountability needed for killings in Israeli raid on West Bank refugee camp


月曜日に占領下のヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプを襲撃し、実弾で射殺された男性3人が、イスラエル軍によって不法に殺害された事を示す証拠が強く示唆されているとアムネスティ・インターナショナルが本日発表した。

カランディア難民キャンプ襲撃では、更に子供6人を含む19人が実弾で負傷し、今年ヨルダン川西岸でのイスラエルによる単独作戦としては最多の死傷者数となった。 負傷者のうち子供3人を含む5人は上半身に負傷を負った。

 

 



2013 年 11 月 14 日 – 致命的なイスラエル/ガザ紛争から 1 年、悪夢は続く - Nov. 14, 2013 – A year on from deadly Israel/Gaza conflict, the nightmare continues


瞬く間に、アティエにとって最悪の悪夢が現実となった。

2012年11月21日、13歳の息子マフムード君は、ガザ市アルマナラ地区の自宅から道路沿いにある商店へ歩いて居た処、イスラエルの無人機が発射したミサイルの直撃を受けて死亡した。 彼は妹にペンを買う為に手に、コインだけを持っていました。

 


ガザ地区と、ヨルダン川西岸の両方でのイスラエルによる侵害は日常的に続いており、その中にはパレスチナ民間人に対する致死的な武力の定期的な使用も含まれており、イスラエル軍にとっては脅威ではない。 2月下旬以降、ガザ地区のパレスチナ武装勢力は、イスラエルの民間人地域に向けてロケット弾や迫撃砲を散発的に発射している。

 



2013 年 12 月 1 日 – ガザの電力危機により、封鎖による人間の尊厳への攻撃が更に悪化 - Dec. 1, 2013 – Gaza power crisis has compounded blockade’s assault on human dignity


アムネスティ・インターナショナルは本日、イスラエルはガザ地区への燃料やその他の必需品の搬入を制限なく許可する等、ガザ地区の封鎖を直ちに解除する必要があると述べた。

ここ1か月間、ガザの170万人住民全員が殆どの時間電力を供給されずに生活しており、唯一の発電所が閉鎖を余儀無くされた為、幾つかの下水処理施設や水処理施設が故障し、公衆衛生上の大惨事の影に生きて居る。

 

 

 


2014 年 2 月 27 日 – トリガーハッピー: ヨルダン川西岸におけるイスラエルの過剰な武力行使 - Feb. 27, 2014 – Trigger-happy: Israel’s use of excessive force in the West Bank


イスラエル軍は、反対意見や表現の自由を抑圧する為に過度の武力を行使する事で、国際人権法に基く義務に繰り返し違反しており、その結果、民間人に対する不法な殺害や負傷が発生している。 当局が徹底的な調査を怠った為、彼らは実質的に処罰を受けずに、この様な行為を行っている。

 


この報告書は、2011 年初頭以降のヨルダン川西岸における過剰な武力行使に焦点を当てています。これには、パレスチナ領土、イスラエルの不法入植地、フェンス/壁に対するイスラエルの継続的な軍事占領に対する抗議活動の文脈でのパレスチナ民間人の殺傷事件が含まれる。



2014 年 5 月 15 日 – イスラエル軍、ヨルダン川西岸で抗議活動参加者 2 人を殺害するという無謀さを露呈 - May 15, 2014 – Israeli forces display recklessness in killing of two protesters in West Bank


アムネスティ・インターナショナルは、本日、占領下のヨルダン川西岸で、ナクバを記念するデモの弾圧中に、イスラエル軍がパレスチナ人の抗議活動参加者らに対し、10代の若者2人を殺害し、他の者に負傷を負わせ、無謀な武力行使を続けていることを示したと発表した。

 


殺害はオフェル軍キャンプ外のデモで発生した。 デモ参加者は、ナクバ(1948年のパレスチナ人の強制収奪)を記念するだけでなく、イスラエルに無償で拘束され、拘束条件に抗議して22日間ハンガーストライキを続けている約125人のパレスチナ人拘束者への連帯を表明していた。

イスラエル軍と国境警察は、要塞化された軍事キャンプ内または、その近くの兵士や警察官の命に脅威を与える事はできなかった投石デモ参加者に対して、致死性を含む過剰な武力行使を行った。

 

 

2014 年 5 月 21 日 – パレスチナ人の子供達の意図的な殺害を示す映像が見られる – 広報担当者が登場 - May 21, 2014 – Footage appears to show deliberate killing of Palestinian children –Spokespeople available


アムネスティ・インターナショナルの専門家らは、ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人の十代の若者2人がイスラエル軍に射殺される映像が公開されたことを受け、ヨルダン川西岸でのイスラエル軍による日常的な過剰な武力行使と不法殺害のパターンについてコメントを得ることができる。

 


監視カメラの映像には、5月15日にヨルダン川西岸のオフェル軍事基地外でナディーム・ナワラさん(17歳)とモハマド・アブ・ダーヘルさん(16歳)が意図的に射殺された様子が映っているようだ。 彼らはイスラエル軍のメンバーや他の人の生命にいかなる脅威も与えていませんでした。



2014年7月11日 – 民間人の死者数が増加する中、国連は武器禁輸を課し、国際調査を義務付ける必要がある - July 11, 2014 – UN must impose arms embargo and mandate an international investigation as civilian death toll rises


アムネスティ・インターナショナルは、ガザ地区全域でイスラエルによる空爆が継続し、パレスチナ武装勢力からイスラエルへの無差別ロケット弾射撃が続く中、あらゆる方面で行われた違反について国連の命令による国際調査を呼び掛けている。

 


イスラエルが7月8日早朝に「プロテクトエッジ作戦」を開始して以来、ガザ地区では、100人以上のパレスチナ人が殺害され、その殆どは戦闘に直接参加していない民間人だった。 この中には、金曜朝の時点で少なくとも24人の子供と16人の女性が含まれている。600人以上が負傷し、その多くは重傷だ。 ガザでは、340戸以上の家屋が完全に破壊されるか居住不能となり、少なくとも5つの医療施設と3台の救急車が被害を受けた。 イスラエルではロケット弾攻撃により少なくとも20人が負傷し、財産が損傷した。



2014 年 7 月 21 日 – 医療施設と民間人への攻撃で戦争犯罪疑惑が更に高まる - July 21, 2014 – Attacks on medical facilities and civilians add to war crime allegations


アムネスティ・インターナショナルは、ガザ地区の幾つかの地域で民間人住宅への砲撃が続いており、イスラエルによる病院砲撃も戦争犯罪の可能性のリストに加わり、緊急の独立した国際調査が必要だと述べた。

 


ガザ保健省報道官によると、デリ・アル・バラにあるアル・アクサ病院の3階がイスラエル軍の砲撃を受け、4人が死亡、数十人が負傷した。

 

 


2014 年 7 月 30 日 – ガザの国連学校への攻撃は戦争犯罪の可能性があり、調査する必要がある - July 30, 2014 – Attack on UN school in Gaza a potential war crime that must be investigated


3,000人以上の避難民が避難していたガザ地区のジャバリヤ小学校への一晩の攻撃は戦争犯罪の可能性があり、独立して調査されるべきであるとアムネスティ・インターナショナルは本日述べた。 この攻撃により、非常に人口密度の高いジャバリヤ難民キャンプ内にある学校で少なくとも20人が死亡、さらに数十人が負傷した。

 


避難民パレスチナ人と難民の為の、国連救援機関である国連パレスチナ難民救済事業機関/UNRWAが現場の破片や被害を分析した初期評価では、国連パレスチナ難民救済事業機関/UNRWAが、イスラエル軍と17回座標を共有していたにも関らず、学校がイスラエル軍の砲撃を受けた事が示されている。 この攻撃は、7月8日に「プロテクト・エッジ」作戦が始まって以来、ガザの国連運営の学校に対する6回目の攻撃となる。

 

2014 年 7 月 31 日 – 「太陽が顔を出した時にのみ爆撃は止まった」 – 砲撃を受けるガザ - July 31, 2014 – ‘The bombing only stopped when the sun came out’ – Gaza under fire


先週の月曜日から火曜日にかけては、現在の紛争が始まって以来、昼も夜も最も恐ろしい日々でした。 暴力は遂に私が住んでいる地域にも到達しました:私や子供達、近所の人達が安全だと思っていた場所だ。

 

 

空を照らす爆弾。 私が起き上がると、近くのアルアッバス、アンサール、シファ病院地区、ガザ港で大きな爆発音が空を照らして居る事に気付きました。 その直後、イスラエル艦船からの激しい砲撃と空爆が始まった。 爆発音、ガラスが割れる音、壁が落ちる音は圧倒的でした。 私は子供達と家族に、西の海から海軍の砲撃が来ているので、階下に逃げて階段の吹き抜けに隠れ、東側に留まる様に言いました。 家の窓ガラスは、ガムテープを十字に貼ってガラスを補強していたので割れずに済みました。


恐ろしかった、本当に恐ろしかった。 爆撃は朝の6時まで続いた。 太陽が出てきたときだけ止まりました


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