時間軸:Part 5:パレスチナ人に対する、イスラエルの人権侵害75 年
2023/11/06:マイク・アダムス

 

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2010 年 6 月 1 日 – 窒息するガザ – イスラエルの封鎖がパレスチナ人に及ぼす影響 - June 1, 2010 – Suffocating Gaza –the Israeli blockade’s effects on Palestinians


イスラエルによるガザ軍事封鎖により、長さ僅か40キロ、幅9.5キロの土地であるガザ地区に、140万人以上パレスチナ人の男性、女性、子供が閉じ込められた。

大量の失業、極度の貧困、不足による食料価格の高騰により、ガザ人の5人に4人が人道援助に依存している。 集団的懲罰の一形態として、イスラエルによる継続的なガザ封鎖は国際法に対する重大な違反である。

 




2010 年 6 月 16 日 – 家と同じくらい安全か? イスラエルによるパレスチナ人の住宅破壊 - June 16, 2010 – As safe as Houses? Israel’s demolition of Palestinian homes

 

東エルサレムとヨルダン川西岸の残りの地域で、イスラエル占領下に住むパレスチナ人は、建設できるものに非常に厳しい制限に直面しており、適切な住居への権利が侵害されている。


イスラエル当局は、イスラエル当局が管理し、パレスチナ住民には滅多に認めていない許可無しに建てられた住宅やその他の建造物を「違法」であると非難し、その破壊を命じた。 治安当局者を伴った解体作業員がいつでも到着する可能性がある為、家族には殆ど通知もされず、持ち物を撤去する機会も与えられません。

 

 

 

 


2010年7月1日 – イスラエルはヨルダン川西岸のパレスチナ人の強制立ち退きを強化 - July 1, 2010 – Israel steps up forced evictions of West Bank Palestinians


アムネスティ・インターナショナルは、ヨルダン渓谷北部のパレスチナ人に対して最近相次いで軍事立ち退き命令が出されたことを受け、ヨルダン川西岸でのパレスチナ人の強制立ち退きを中止するようイスラエル当局に要請した。

先週立ち退き命令が出された後、ヨルダンバレー地域の17世帯が強制立ち退きの差し迫った危険にさらされている。

6月24日、イスラエル軍当局者が兵士を伴い、アイン・アル・ヒルウェ村に住む、2家族に立ち退き命令を出した。 6月27日、軍当局はアル・ファリシヤ近郊の更に15世帯に立ち退き命令を出した。 どちらの場合も住民には、その地域から立ち去るまで24時間の猶予が与えられていると告げられた。 この地域では合計83人強制立ち退きに直面している。



2010 年 7 月 21 日 – 家族の家が破壊されました - July 21, 2010 – Family homes destroyed


イスラエル当局は 7月19日、ヨルダン川西岸のヨルダン渓谷のアル・ファリシヤ地区で74棟の建造物(内26棟は家族の家)を破壊した。 この建物にはパレスチナ人 21 家族が所有し、52 人の子供を含む 107 人が住んでいた。 村民の生活を支えていた農業関連の建物も取り壊された。

 

    

 

 


2010 年 8 月 6 日 – イスラエルによる破壊の危険に曝される家族:詳細情報 - Aug. 6, 2010 – Families at risk from Israeli demolition: Further information


イスラエル当局が大規模な破壊を続けて居る為、占領下のヨルダン川西岸のアル・ファリシヤ地区にあるパレスチナ人の村フマイールの住民92人が自宅を破壊された

 


8月5日、人々が住んでいた27のテントと、農業目的で使用されていた他の10の土地が取り壊された。 ヨルダン川西岸全域で人々が危険に曝されています。

 

 

2010 年 8 月 18 日 – 詳細情報:新たな取り壊しの脅威に直面する家族 - Aug. 18, 2010 – Further information: Families facing new demolition threat

ヨルダン川西岸のアル・ファリシヤ地区にあるハマイルのパレスチナ人地域の 3 家族は、自宅からの強制立ち退きと財産の破壊の差し迫った危険に曝されている

 


当局は影響を受けた 19 人に相談しておらず、これ迄の立ち退きの際に彼らの財産に与えた損害についても補償していない。これらの新たな立ち退き命令は、8月15日と16日に、7月と8月に相次いだ取り壊しで既に家が破壊されたフマイールに住む 3 家族に届けられた

 



2010年10月15日 – イスラエルの不法入植計画がパレスチナ人の人権を脅かす - Oct. 15, 2010 – Illegal Israeli settlement plans threaten Palestinian human rights
 

アムネスティ・インターナショナルは本日、イスラエル当局に対し、占領下の東エルサレムのイスラエル人入植地に238戸の新たな住宅を建設する計画を放棄するよう求めた

アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ担当副局長フィリップ・ルーサー(Philip Luther)は、次の様に述べた。

 

「イスラエル当局は」

「東エルサレムと占領下のヨルダン川西岸の」

「残りの地域での入植地拡大を」

「直ちに中止しなければならない」

「この建物は国際法に違反するだけでなく」

「十分な住宅や水に対する権利を含め」

「パレスチナ占領地に住むパレスチナ人の」

「人権侵害を、更に悪化させるものである」

 

 



2010 年 11 月 30 日 – NGO: ガザの民間人は苦しみ続けている - Nov. 30, 2010 – NGOs: Gaza civilians continue to suffer

重大な国際的圧力に直面して、ガザの不法封鎖を「緩和」するイスラエルの措置は、ガザ民間人の窮状を殆ど変える事は何もして居ないと、アムネスティ・インターナショナル英国と、他の21の人権・援助団体が本日発表した報告書の中で述べた。

 


報告書打ち砕かれた希望:ガザ封鎖の継続 Dashed Hopes: Continuation of the Gaza Blockadeの中で、各団体は即時、無条件、完全な封鎖解除を確実にする為の新たな国際行動を呼びかけた。

 

 


▶ 2011年3月24日 – エルサレム爆撃を非難、イスラエルは住宅地での迫撃砲の使用を中止するよう要請 - March 24, 2011 – Jerusalem bombing condemned, Israel urged to halt use of mortars in residential areas

アムネスティ・インターナショナルは、今週初めにガザ市でパレスチナ民間人4人が死亡したイスラエルの攻撃を受け、明らかにイスラエル民間人を標的とした昨日のエルサレム爆撃を非難し、住宅地への迫撃砲射撃を止めるようイスラエルに求めた。

アムネスティ・インターナショナルは、ガザへの最近の少なくとも1回の攻撃において、イスラエル軍が戦闘員と民間人の区別を怠った事を深刻に懸念している。

3月22日、イスラエル軍はガザ市の人口密集地アルシュジャイヤ地区にケシェト Keshet 」迫撃砲 4 発を発射した。

 


3発目の砲弾は、アル・ヒル一家の家の隣で、サッカーをしていた子供や若者の集団に着弾し、その内2人が死亡、4発目の砲弾は負傷者を避難させ様としていた男性と、その孫1人を殺害した。更に 11人の民間人が破片で負傷し、その内少なくとも 3 人 が重傷を負った。 負傷者の殆どはアルヒルの家族で、8 人は子供だった。

 

 



2011 年 8 月 19 日 – イスラエルとガザでの新たな攻撃で民間人が危険に曝される - Aug. 19, 2011 – Civilians at risk amid new attacks in Israel and Gaza

アムネスティ・インターナショナルは本日、イスラエル南部での数回の攻撃とガザ地区へのイスラエルによる一連の空爆を受けて、イスラエル軍とパレスチナ武装勢力は民間人に危害を加える無差別かつ不当な攻撃を自制しなければならないと述べた。

 

 

パレスチナ武装勢力は本日、イスラエル南部に少なくとも10発の無差別ロケット弾を発射し、イスラエルの町アシュドッドで少なくとも6人(内1人は重傷)を負傷させたと伝えられている。

 


一方、イスラエル軍は木曜から夜に掛けての一連の空爆で子供2人と人民抵抗委員会の軍事部門のメンバー4人を含む少なくとも7人が死亡した事を受け、ガザ地区の複数の場所で空爆を継続した。

 

 

 

 


2011年9月15日 – イスラエルがヨルダン川西岸の家を取り壊す中、パレスチナ人はホームレスとなった - Sept. 15, 2011 – Palestinians left homeless as Israel demolishes West Bank houses

木曜朝、イスラエル軍のブルドーザーがヨルダン川西岸北部のアカバ村で3軒の家と貯水槽を破壊し、12人の子供を含む22人が家を失った。

 


国連人道問題調整事務所によると、年初以来、ヨルダン川西岸の 750 人以上のパレスチナ人がイスラエル軍によって家を破壊され、避難生活を余儀なくされており、これは前年同期のほぼ 5 倍となっている 。

 

 

2011 年 10 月 5 日 – 取り壊しの危機に曝されているパレスチナの不動産 - Oct. 5, 2011 – Palestinian properties at risk of demolition

9月18日、イスラエル軍は占領下のヨルダン川西岸のトゥバス地区にあるパレスチナ人のベドウィン3家族が所有する4つの屋内建造物に対して3回の「作業停止」命令を出した。

これらの命令は取り壊し命令よりも先に発令されるため、物件はいつでも破壊される可能性があります。 これらの村は、イスラエル当局がパレスチナによるいかなる建設も事実上禁止している「エリアC」にある。

 



2011 年 10 月 7 日 – 詳細情報: パレスチナの財産が取り壊される - Oct. 7, 2011 – Further information: Palestinian properties demolished

昨日の朝、イスラエル軍は何の前触れもなく、占領下のヨルダン川西岸のトゥバス地区にあるアル・ファリシヤとテル・アル・ヒンマにある 4 つ の国内建造物を破壊した。 これにより、少なくとも11人の子供を含む少なくとも19人からなるパレスチナ人のベドウィン家族3世帯が影響を受けた。



2011 年 10 月 10 日 – パレスチナの学校が取り壊される危険に曝される - Oct. 10, 2011 – Palestinian school at risk of demolition

エルサレム地区にあるパレスチナ人のベドウィンの子供達が通う小学校が、イスラエル入植者が軍に破壊を強行した事を受けて破壊される事になった。 

 

 

いつでも破壊される可能性があります。 アラブのジャハリン族の生徒70人が学校を失う事になる。 この地域のベドウィンの家の取り壊しも間もなく行われる予定だ。

 




2011年12月22日 – パレスチナ人の家族が新たな破壊に直面 - Dec. 22, 2011 – Palestinian families face renewed demolitions

イスラエル軍は、ヨルダン渓谷のハディディヤのベドウィン集落にある更に21軒の家やその他の資産の取り壊しを命令した。 危険に曝されている建造物の多くは、6月の取り壊し後に再建された。 少なくとも 25 人の子供を含む 50 人が永久避難の危険に曝されている。

 

 



2012 年 1 月 13 日 – イスラエル最高裁判所の判決が家族を引き裂き続ける - Jan. 13, 2012 – Israeli Supreme Court ruling continues to tear families apart

最高裁判所の判決は、夜の泥棒の様に、イスラエルに住む数千のパレスチナ人世帯に侵入し、家族生活の権利を奪いました。

今週、裁判所は、イスラエル国民のパレスチナ人の配偶者がイスラエルで、家族生活を享受する権利を禁止する 2003年の法律の無効を求めるパレスチナ人の家族と人権団体の請願を却下する判決を下した。

この法律により、パレスチナ人の配偶者を持つ家族は同じ市民権を享受できなくなり、イスラエルで一緒に住む事ができなくなる可能性がある。




2012年2月8日 – イスラエル、入植地拡大の為、ベドウィンを追放しようとしている - Feb. 8, 2012 – Israel about to expel Bedouin to expand settlements
 

イスラエル軍は、占領下のヨルダン川西岸のマアレ・アドゥミム入植地地区にある20のパレスチナ人コミュニティを自宅から強制立ち退かせ、移送する計画を立てている。

 


この計画は、ジャハリン・ベドウィンが大多数を占める地域を、エルサレム市のゴミ捨て場から約 300 m 離れた場所に移転する事を目的としている。 イスラエル当局は地域と協議しておらず、住民はこの動きに反対している。 

 

 

もしこの強制移送が実行されれば、国際法に基くイスラエルの義務に違反し、ヨルダン川西岸の最も貧しい地域の一部を根絶する事になるだろう。

 



2012 年 4 月 27 日 – ハンガーストライキ参加者、独立した医師を拒否 - April 27, 2012 – Hunger strikers denied independent doctors

起訴も裁判も無く拘留され事に抗議してハンガーストライキを行っていたパレスチナ人拘留者6人が重篤となり、ラムレー刑務所病院に移送された。 彼らは全員、独立した医師の診察を受ける事を拒否されている。

 

 

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