時間軸:Part 4:パレスチナ人に対する、イスラエルの人権侵害75 年
2023/11/06:マイク・アダムス

 

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2008 年 4 月 29 日 – アムネスティ・インターナショナルは、イスラエル軍による殺害について独立した調査を呼びかける - April 29, 2008 – Amnesty International calls for independent investigation into killings by Israeli Forces


アムネスティ・インターナショナルは、イスラエル政府に対し、人口密集地域に対する自国軍による無謀な攻撃を止め、5歳未満の子供 4 人と、その母親を含む、パレスチナ人 6 人を殺害した昨日のガザ攻撃について、即時、且つ独立した調査を命令するよう再度求めている。 エフド・オルメルト首相(Prime Minister Ehud Olmert)が提案したイスラエル軍による捜査は、徹底した独立した公平な捜査としての国際基準を満たさないだろう。

 

  


4月28日の攻撃は、パレスチナ武装勢力と、イスラエル軍との戦闘に関与していない子供達を含む地元住民の命を無謀に無視して実行された様だ。 これはこの様な攻撃パターンの最新のものであり、容認できないものである。 

 

今年これ迄にイスラエル軍の攻撃で、約335人のパレスチナが死亡した。 大半はガザで殺害され、その半数以上は非武装の民間人であり敵対行為には参加せず、イスラエル人に、何の脅威も与えなかった。 同時期に、パレスチナ武装勢力による攻撃で、民間人14人を含む、イスラエル人 23 人が死亡した。

 

 

2008 年 8 月 12 日 – 閉じ込められた – ガザでの集団懲罰 - Aug. 12, 2008 – Trapped – collective punishment in Gaza


「イスラエル軍の包囲により」

ガザは大きな刑務所と化した

 

「医療や留学のためであっても」

「私達は離れる事ができず」

「必要なものの殆どは」

「ガザでは入手できません」

 

「私達は本当の意味で」

「生きて居る訳ではありません」

 

「私達は辛うじて生き残っており」

「将来の見通しは暗いです」 –ファティ、ガザ居住者。

 


息の詰まるイスラエルの封鎖によって、ガザが封鎖され、外界から遮断される中、世界中から集まった46人の平和活動家が8月22日にガザに向けて出航した。彼らの言葉によれば:

「イスラエルが」

「ガザの民間人に課している」

「包囲を打ち破り」

「苦しむガザの人々との連帯を表明し」

「ガザと外の世界との間に」

「自由で定期的なチャネルを創設する」




2008 年 8 月 29 日 – 医療専門家の行動: ガザ地区の患者は依然としてイスラエルでの医療へのアクセスを拒否されている - Aug. 29, 2008 – Health Professional Action: Patients from Gaza are still denied access to medical treatment in Israel


イスラエル当局は依然として、ガザでは受けられない治療のためにガザを離れる為に、必要な多数の重症患者の許可を拒否している。 治療の為に、ガザから出国する許可を与えられた患者でさえ、出国許可の受け取りが遅れて苦しんで居る事が多く、それが患者の健康と精神的幸福の低下に繋がっている。

 




2008 年 11 月 7 日 – 医学的懸念に関する更なる情報 - Nov. 7, 2008 – Further information on medical concern

この訴訟で名前が挙がった子供達は、先天性心疾患を患っています。 彼らは緊急手術を必要としているが、ガザでは受けられないが、東エルサレムでは受けられる。

 

イスラエル当局が、子供達の母親や祖母の同行許可を拒否した為、子供達の内、5人は、これ迄の処、ガザを離れる事ができていない。 2008 年 11 月の最初の数日間、同様の症状に苦しむ他の 15 人の子供達が、ガザから東エルサレムの病院への移動を許可されました。



2008年11月14日 – イスラエル軍が、ガザへの配達を阻止 - Nov. 14, 2008 – Israeli army blocks deliveries to Gaza


イスラエル軍は、ガザ地区への緊急に必要な人道援助物資や医療物資の輸送を1週間以上完全に阻止した。 許可されている燃料は極僅かだ。アムネスティ・インターナショナルは金曜日、イスラエル当局に対し、即時通行を許可するよう要請した。

「この最近のイスラエル封鎖強化により」

「既に悲惨な人道状況が著しく悪化した」

 

「これはガザの民間人に対する」

「集団的懲罰に他ならず」

「直ちに停止しなければならない」

 

と、アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカプログラム副局長フィリップ・ルーサー(Philip Luther)は述べた。


ガザの人口の80%は、11月5日水曜日まで、ガザに許可されていた少しずつの人道援助に依存している。欧州連合から寄付され、ガザの発電所に電力を供給する為必要な工業用燃料もブロックされている。 ガザの大部分で停電を引き起こしました。



2008 年 12 月 29 日 – 違法な攻撃を終わらせ、ガザの緊急ニーズに応える - Dec. 29, 2008 – End unlawful attacks and meet Gaza’s emergency needs


パレスチナ民間人依然としてイスラエルの空爆で死傷する危険に曝されており、適切な医療、食料、医薬品、電気、水、その他の必需品が増々不足している。


アムネスティ・インターナショナルは月曜日、ガザ地区での3日間にわたるイスラエル軍の攻撃を受けて、300人以上のパレスチナ人が殺害されたと発表した。


「数百人の負傷者に」

「適切な医療が受けられ無い為」

「恐ろしい死者数が」

「更に増える危険性がある」

 

「ガザの保健部門は」

「最良の時点でも」

「設備、医薬品、専門知識が」

「不足しており」

 

「長期に渡る」

「イスラエルの封鎖により」

「更にに疲弊している」

 

「現在完全に圧倒されており」

「多数の死傷者に」

「対処する事ができない」

 

と、アムネスティ・インターナショナルは述べた。

 

 

2009 年 1 月 8 日 – 医療専門家の行動: ガザの医療サービス – 悪化する状況 - Jan. 8, 2009 – Health Professional Action: Health services in Gaza –a worsening situation

2008 年 12 月 27 日、イスラエル軍は、ガザへの一連の空爆を開始した。 イスラエル政府によれば、これらの攻撃目的「テロを鎮圧する事」だという。 この攻撃により、多数の死者と民間人の死傷者が発生し、パレスチナのインフラに深刻な被害が生じた。 これらはまた、医療支援を必要とする多数のパレスチナ人を治療するパレスチナ保健サービスの能力を著しく妨げている

 

 

 

負傷者の正確な数は不明だが、2009年1月7日現在、世界保健機関は約2,950人を報告しており、その内 1,134人が子供と女性である。 又、死者数は680人で、その中には子供218人、女性85人が含まれていると発表した。

 


アムネスティ・インターナショナルは、イスラエル当局、ハマスの事実上の政権、その他全てのパレスチナ武装勢力に対し、民間人の命を危険に曝して居るあらゆる違法な攻撃を停止するよう呼掛ける。



2009年1月15日 – ガザ地区の国連施設に対するイスラエルによる砲撃については即時調査が必要 - Jan. 15, 2009 – Immediate investigation needed into Israeli shelling of UN compound in Gaza

アムネスティ・インターナショナルは、イスラエル軍がガザ市の国連施設を砲撃し、ガザで窮地に陥った民間人への人道支援物資の分配を妨害し、国連職員3名が負傷した事について、即時かつ独立した調査を求めている。

 

 

国連救済活動機関(UNRWA)は、白リンを含んでいたと思われる砲弾が、ガザ市の敷地内に命中し、3人が負傷し、緊急人道支援が入っていた建物1棟が放火されたと報告した。 国連救済活動機関(UNRWA)は、イスラエル軍に対し、敷地付近で発砲しないよう繰り返し要請したと発表した。



2009年1月23日 – イスラエル兵士が荒廃したガザの家々を離れる - Jan. 23, 2009 – Israeli soldiers leave Gaza homes in devastated condition

日曜日に停戦が宣言されたにも関らず、イスラエルの砲艦は毎朝、ガザの海岸線に向かって砲撃を続けている。 ガザにおけるアムネスティ・インターナショナルの事実調査チームは水曜日、イスラエルの砲艦からの砲撃により9人が負傷したと発表した。

アムネスティ・インターナショナルのライブワイヤー・ブログへの5回目の投稿で、同チームは木曜日、最近の3週間にわたる紛争中にイスラエル兵士によって自宅を強制的に占拠され、軍事拠点として使用された家族をどのように訪問したかを説明した。

 

 



2009年1月27日 – イスラエル軍がガザの民間人に対してフレシェットを使用 - Jan. 27, 2009 – Israeli army used flechettes against Gaza civilians

12月27日に始まった 3 週間の紛争で、イスラエル軍はガザ地区の人口密集地域で、白リン弾以外にも様々な武器を使用した。

フレシェット(Flechettes)は、前部が鋭く尖っており、後部に 4 つのフィンが付いた長さ 4 cm の金属製ダーツです。 

 

 

 

5,000 ~ 8,000 120 mm 砲弾に詰め込まれ、通常は戦車から発射されます。 砲弾は空中で爆発し、幅約300m、長さ約100mの範囲に円錐形のパターンで、フレシェットをまき散らした。

 

 

 

2009 年 1 月 28 日 – ガザでの救急隊員への攻撃 - Jan. 28, 2009 – Attacks on ambulance workers in Gaza

ガザ紛争では医師、救急隊員、救急車の運転手を含む緊急医療救助隊員が任務遂行中に繰り返しイスラエル軍の砲撃に曝されて居る負傷者や死者を搬送中、又は収容中に少なくとも7人が死亡、20人以上が負傷した。



2009 年 2 月 23 日 – 米国兵器の悪用の証拠により武器禁輸の必要性が強化 - Feb. 23, 2009 – Evidence of misuse of US-weapons reinforces need for arms embargo

今日、アムネスティ・インターナショナルは、ガザと南イスラエルで行われた3週間の紛争で使用された兵器に関する新たな証拠を公表し、イスラエルとハマスの両者が外国から供給された兵器を使用して民間人に攻撃を行ったと述べ、国連に包括的な武器禁輸を課すよう呼びかけました。



2009 年 6 月 5 日 – 家屋取り壊し/強制立ち退き/水へのアクセス - June 5, 2009 – House demolition/Forced Eviction/Access to Water

2009 年 6 月 4 日、イスラエル軍は、パレスチナ占領地域(OPT)のラス・アル・アフマル集落にあるパレスチナ人18家族の家と動物小屋を破壊した。 イスラエル軍は、村民が頼りにしている貯水タンクと、村に水を運ぶのに使っているトラクターとトレーラーを押収した。 村人達は現在、高温の季節に避難所も水源もありません。



2009 年 7 月 2 日 – ガザとイスラエル南部での戦争犯罪の免責が更なる民間人の苦しみを生むレシピ - July 2, 2009 – Impunity for war crimes in Gaza and southern Israel recipe for further civilian suffering

イスラエル軍は、戦争法に違反した攻撃で、数百人の非武装のパレスチナ民間人を殺害し、ガザ地区で数千軒の家を破壊した、とアムネスティ・インターナショナルは、新たな117で結論付けた - 本日発行のページレポート - 今年初めに22日間の紛争に関する最初の包括的な報告書が発表された。





2009 年 10 月 27 日 – 要求の尊厳:困難な水 – パレスチナ人は水への公正なアクセスを拒否 - Oct. 27, 2009 – Demand Dignity: Troubled waters –Palestinians denied fair access to water

パレスチナ占領地域(OPT)パレスチナ人にとって、適切で安全できれいな水へのアクセスの欠如は、主にイスラエルの差別的な政策と慣行の結果として長年の問題となっている。 ヨルダン川西岸の農村地域に住む約18万人~20万人パレスチナ人水道を利用できない。 

 

 

水不足はパレスチナ占領地域(OPT)パレスチナ人の社会的、及び経済的発展を妨げ、水、食料、健康、仕事、適切な住宅に対する権利を含む、適切な生活水準に対する彼らの権利の侵害をもたらしている。




▶ 2010年1月8日 – イスラエルによるパレスチナ活動家の拘禁は終わらなければならない - Jan. 8, 2010 – Israeli detention of Palestinian activists must end

アムネスティ・インターナショナルは本日、ヨルダン川西岸のフェンス/壁建設に対する抗議活動を受けてイスラエルで拘束されているパレスチナ人の人権活動家3人を、イスラエル当局は直ちに釈放するか、公正な裁判にかけるべきであると述べた。



2010年1月18日 – イスラエルのガザ封鎖は日常生活を窒息させ続けている - Jan. 18, 2010 – Israel’s Gaza blockade continues to suffocate daily life

イスラエルは、140万人以上のパレスチナ人が外界から遮断され、絶望的な貧困に苦しんでいる息詰まる様なガザ地区封鎖を止めなければならないと、アムネスティ・インターナショナルは、イスラエルのガザ軍事攻撃終了から1年が経過したと述べた。

 


アムネスティ・インターナショナルの報告書「窒息:イスラエル封鎖下のガザ地区」は、約1,400人のパレスチナ人殺害し、更に数千人を負傷させたキャスト・リード Cast Lead作戦の後、依然として生活再建に苦労している人々の証言を集めている。

 





2010年4月28日 – イスラエルの新たな軍事命令により、ヨルダン川西岸のパレスチナ人の追放が増加する可能性がある - April 28, 2010 – New Israeli military order could increase expulsions of West Bank Palestinians

アムネスティ・インターナショナルは、イスラエルの新たな軍事命令が占領下のヨルダン川西岸からのパレスチナ人の追放を促進する可能性がある事を懸念していると述べた。

13日にヨルダン川西岸で発効した軍令第1650号:4月「侵入者」と云う用語の定義を拡大し、イスラエル当局発行の許可無しにヨルダン川西岸に存在する者を含める。「潜入者」と見做され人々は他州に追放されるか、ガザ地区に強制移送され、刑事告訴される可能性がある。

 

 


2010年5月31日 – イスラエルによるガザ船活動家の殺害は捜査されなければならない - May 31, 2010 – Israeli killings of Gaza ship activists must be investigate

アムネスティ・インターナショナルはイスラエルに対し、イスラエルによるガザ地区封鎖に抗議するボート上で少なくとも10人の活動家が国軍によって殺害された事件について、即時、信頼できる独立した調査を開始するよう求めた。

 

 

 

アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ地域担当監督である、マルコム・スマート氏(Malcolm Smart)は、次の様に述べだ:

 

「イスラエル軍は明らかに」

「過剰な武力を行使した様だ」

 

「イスラエルは」

「自衛行動を執ったと述べており」

「抗議者から」

「攻撃を受けたと主張して居るが」

「イスラエル軍が使用した」

「致命的な武力のレベルが」

「正当化される可能性は疑問だ」

 

「それは提示された脅威に対する」

「全くの過剰反応の様に思われる」

 

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