携帯電話情報からサンフランシスコ・シカゴ・ボストンと云ったパンデミック後の都市は余り賑やかで無い事が判った - 人々は何処に行ったのだろう?
2023年4月28日(金)記:イーサン・ハフ

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コロナウイルスのお陰で、米国の多くの都市の下町がゴーストタウン化しています。

 

 

APOLLO:下町のデータでは、サンフランシスコの携帯電話の使用率は、パンデミック前の31%です。

ニューヨーク:74%、シカゴ:50%、ボストン:54%

...これは、小売、レストラン、オフィスにも影響を与えます。

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新しい分析によると、サンフランシスコ、シカゴ、ボストンといった場所の下町の活動は、詐欺事件以来激減している -- これは携帯電話のデータによるものである。

 

空っぽの下町 - 新しい常識

 

トロント大学都市学部が収集したデータによると、2022年秋の時点で、多くの主要な下町の人口集中地区は、COVID以前と比べて遥かに賑わいがなくなっています。

 


例えば、ロサンゼルスは、携帯電話の稼働率で測定すると、以前の生活の3分の2しか回復していません - といった具合に、より良い復帰を果たす事ができます。

 

シカゴ、ブリティッシュコロンビア州のバンクーバー、シアトル、サンフランシスコといった他の下町も、パンデミック前の半分の活気を取り戻すのがやっとです。

「この小康状態は」

「デンバー、アトランタ、ヒューストン等の」

「景気に沸く街にも影響を及ぼしている」

 

と、Statista は報告している。

 

 

  米国の都市が衰退しているのは、人々が死んでいるからなのか、それとも、最近は皆、家に閉じ籠って居るのか?

 

サンフランシスコ・クロニクル紙によると、その始まりは、ロックダウンが終わった後も在宅勤務を続けている労働者達だったそうです。

 

ロックダウンは、多くの人々にとって全く新しい在宅勤務のパラダイムを生み出し、将来も続く事になった。

しかし、リモートワークのトレンドは、米国の都市、特に下町の没落を部分的に説明しているに過ぎない。

 

シアトルの様な都市が、僅か3年の間に、その活気の半分を失ってしまったのは何故でしょうか。

 


シアトルやサンフランシスコの様な左翼的な都市は、ジョージ・フロイドの暴動で破壊され、空きビルやテント村、ホームレスの増加という形で荒廃を残し、多くの人が逃げ出した事は知っています。

 


しかし、アトランタやヒューストンはどうだろうか。この2つの都市は、大流行の最中や後に他州から移住してきた新参者が流入したにも関らず、下町の活動も驚くほど失われてしまった。

 

 


そして、ポートランドの様な破綻した都市もあります。ポートランドは、ジョージ・フロイドとCOVIDの後、テント村、ホームレス、犯罪が且て無い程、蔓延してしまいました。

 

ポートランドは、パンデミック前の下町の活気の37%しか回復しておらず、ウォルマート、クラッカーバレル、REIなどの企業が大量に撤退している理由の一端を説明しています。

この分析で最も悪いのはサンフランシスコで、パンデミック前の下町活動の僅か31%に留まっています。

 

ポートランドやシアトルも同様で、サンフランシスコは本当に死にゆく都市である。

特に西海岸の下町は、犯罪率の上昇と相まって、且て無い程、崩壊しつつある。

 

ゴミ収集や街灯等の、都市サービスが削減されるケースもあり、事態は更に悪化している。

データによると、調査の一環として分析した62の下町の内、現在、2019年のパンデミック前の活動レベルを超えているのは4つだけです。

 

その中には、ソルトレイクシティ、カリフォルニア州ベーカーズフィールド、カリフォルニア州フレズノ、テキサス州エルパソが含まれています。

「これは小売、レストラン、オフィスに影響を与える」と、研究者の一人は米国経済にとってのこの悲惨な状況について語った。

「これは『在宅勤務』文化であると同時に」

「大都市から逃げ出す人々でもある」

 

「私達は2018年、完璧なタイミングで」

「カリフォルニアから逃げ出した」

「これ程、幸せな事はありません」

 

と、ある人はTwitterで、この問題に対する見解を述べている。


「携帯電話の稼働率は」

「ほぼ全面的に低下して居る様です...」

 

「一方で、世界人口が突然減少し」

「平均寿命が100年ぶりに低下したと」

「同時に言われています」

 

と、別の人は指摘します。