ビル・ゲイツが資金提供した、コロンビアの蚊工場では、毎週3000万匹の、バクテリアに感染した繁殖しています。
2022年9月13日(火) by: ケビン・ヒューズ

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実業家ビル・ゲイツが出資するコロンビアの蚊工場が、バクテリアに感染した蚊を週に、3000万匹も繁殖させている。

 

ビル・ゲイツ氏によるコロンビアの蚊工場では、細菌に感染した蚊が週に3000万匹繁殖しています。
 
自称世界保健の帝王で、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、世界蚊プログラム(WMPの一環として、この蚊工場の建設に、既に1億8500万ドル(凡そ2,600億円)を投じている。
 
 

このプロジェクトの目的は、デング熱、ジカ熱、その他のウイルス性疾患の原因とされる在来蚊を、不妊症を引き起こすバクテリアに感染した蚊を使って駆除する事だとされている。

非倫理的な子宮頸癌ワクチン試験で、インド議会から非難を浴びたゲイツは、このビデオを、自身のYouTubeチャンネルに投稿した。

 

ビル・ゲイツによるコロンビアの蚊工場では、細菌に感染した蚊が週に3000万匹繁殖しています。


動画の説明でゲイツは、メデジンの世界蚊プログラム(WMP事業が、ボルバキア菌を持つ蚊を繁殖させた後、

 
「国中に放ち」
「デング熱や他のウイルスを媒介し」
「住民を病気にしたり」
「殺したりする恐れがある」
「野生蚊と繁殖させている」
 
と云う、あらすじを述べている。

 

 

コロンビアのメデジンにあるレンガ造りの2階建ての建物の中では、科学者たちが蒸し暑い研究室で何百万匹もの蚊を繁殖させるために長時間働いています。

 

モスキート工場


SensorReceptor が報告した様に、このプロジェクトの目標は、特定の集団の汚染をもたらす実験室育ちの蚊を使って、在来の蚊の集団にボルバキア菌を導入することです。

 

 

 

(関連記事:遺伝子組み換え蚊が、抗議にも関らずフロリダキーズで放たれようとしている

 


ウォルバキア菌は、地球上の全昆虫種の50%に存在し、蚊の繁殖、特にアフリカの蚊であるイエネコ(ネッタイシマカ:やぶ蚊の一種)に影響を与える。

 

  


世界蚊プログラム(WMPのビデオにあるように、オスの蚊がボルバキア菌を持ち、メスと交尾した場合、メスの卵は孵化しない

 

オスが持ち込まず、メスが持ち込んだ場合、メスの子供は、孵化してボルバキア菌を、持つようになり、オスと、メスが共にボルバキア菌を、持った場合、子供は全て孵化して、ボルバキア菌を、持つようになる。

 

全く異なる蚊の、個体群を作り出すWMP(世界蚊プログラム

 

この交配が最終的にもたらすのは、ウォルバキア菌に感染した蚊の集団である事は明らかだ。

 

そして、菌に感染していないオスは、完全に駆除される。

ゲイツと、
世界蚊プログラム(WMPが言うように、ボルバキア菌は、特定の蚊の集団のウイルスの数を減少させる働きがあるとされているので、これは有益な事なのだ。

世界蚊プログラム(WMPは、同社の研究者が、ボルバキア菌に感染した蚊に、デング熱ウイルスを導入した処『ウイルスは蚊の中でうまく増殖しなかった』事を発見して、この様に主張している。

 

世界蚊プログラム(WMPのビデオは、ウイルスが 『成長できないなら、他の人に感染する事はない』と言い切った。

マイクロソフトの元CEOは、
世界蚊プログラム(WMPの取り組みを説明するゲイツ・ノートへの投稿で、この計画が病気予防に有効である事を示すとされる2つの研究を強調した。

ゲイツは、インドネシアの、ジョグジャカルタで行われた無作為化比較試験について触れ、

同市のデング熱感染者が、77%減少し、

デング熱による入院が、86%減少した

と、主張している。

 

又、2015年にウォルバキア蚊を放出して以来、デング熱の発生が89%減少したとするメデジンの現在の研究を称賛しました。

「ウォルバキア蚊の驚くべき点は」

「病気予防の為に十分な数の蚊を放つと」

「それが自立した解決策になる事です」

「やがて」

「家族は愛する人を失うという」

「心の傷から解放され」

「地域社会は蚊が媒介する」

「病気の予防や治療に」

「お金を使う必要がなくなり」

「他の健康上の優先事項に」

「資金を使えるようになるのです」

と、ゲイツは、ブログで述べています。

 

  

 

米疾病管理予防センター(CDCは、米環境保護庁(EPA

 

ボルバキア菌を持つ蚊を登録し」

「他の種類の蚊ではなく」

「アカイエカの数を減らすのに」

「どれだけ効果があるかを評価している」

 

と、ボルバキア菌の利用について説明しています。

ボルバキア菌を持つ蚊は」

「遺伝子組み換えではない」

 

と、米疾病管理予防センター(CDCは、述べています。

しかし、
2010年の国立医学図書館の研究では、実際に

 

「ウォルバキア(種)は」

「グラム陰性菌で」

フィラリア線虫感染し」

犬猫炎症反応誘発する」

 

と、発表されているのだそうです。


コロンビアのメデジンにある蚊の工場についてもっと知りたい方は、以下のビデオをご覧ください。

モスキートファクトリー