バイオテクノロジー企業、米カリフォルニア州で数百万匹の遺伝子組み換え蚊を放つ
2022年4月10日(日) by: Arsenio ToledoTags: badhealth, badmedicine, badpollution, badscience, Bill and Melinda Gates Foundation, bill gates, biotech, bioterrorism, California, genetic engineering, genetic modification, genetically modified insects, genetically modified mosquitoes, GM mosquitoes, GMO, mosquitoes
ビル&メリンダ・ゲイツ財団と深い関係を持つバイオテクノロジー企業が、カリフォルニア州の蚊の発生を抑制する為と称して、合成DNAを持つ蚊をカリフォルニア州に放とうとしている。
合成DNAを持つ蚊をカリフォルニアで放流予定
遺伝子組み換え昆虫の開発を専門とする英国のバイオテクノロジー企業、オキシテックは最近、侵略的なネッタイシマ蚊(やぶ蚊)のDNAを変更する事で、同社初の、遺伝子組み換え生物の1つを作り出したと発表した。
「カリフォルニア州では」
「2013年に初めて検出されて以来」
「この蚊は州内の20以上の郡に急速に広がり」
「デング熱、チクングニア、ジカ熱、黄熱病等の」
「感染リスクを高めています」
と、オキシテックは述べています。
バイオテクノロジー企業によると、遺伝子組み換え蚊が産んだメスの子供は死んでしまう為、米国内の昆虫の生息数は激減するという。
オキシテック社のウェブサイトでは、同社の商標である「フレンドリー」な改良型蚊が「正確で、環境的に持続可能で、無害な」蚊の個体数制御方法を提供すると主張している。
(関連記事:この悪夢を止めろ:フロリダで遺伝子操作された蚊の放流が開始されるとの警報)
オキシテックの規制関連責任者であるネイサン・ローズは、ブラジルの近隣で、ネッタイシマ蚊(やぶ蚊)に対する同社の遺伝子組み換え昆虫のテストを行った処、僅か13週間で蚊の数が95%減少したと述べている。
オキシテック社、遺伝子組換え蚊の放飼許可を取得
3月7日、米環境保護庁(EPA)は、オキシテック社の遺伝子組換え蚊の放飼を許可した。
許可証によると、オキシテックは州が承認すれば、2024年迄に、カリフォルニア州で200万匹もの遺伝子組み換え蚊を放つ事ができる。
これらの蚊は、フレズノ、サンバーナーディーノ、スタニスラウス、テュレアの各郡内の29,400エーカーの地域に放す事ができる。
オキシテック社は、排水処理施設、柑橘類、リンゴ、梨、ネクタリン、桃の商業農場、牛、鶏、豚の商業家畜施設の外周から500m未満の場所には蚊を放してはならないとしている。
このバイオテクノロジー企業は、カリフォルニア州セントラルバレー地域のチュレア郡北部で放飼プログラムを開始する予定です。
バイザリア市を中心とする蚊の防除を任務とする地方行政機関、デルタ・モスキート&ベクター・コントロール地区の支持を受けている。
しかし、その前にオキシテック社は、カリフォルニア州政府の認可を得る必要がある。
3月10日、カリフォルニア州農薬規制局(DPR)に申請書を送付した。
記者会見時点では、申請書は未だカリフォルニア州農薬規制局(DPR)の科学者によって処理されている最中だ。
同局によると、科学者達は、遺伝子組み換え蚊が取扱者、現場作業員、公衆衛生、環境に害を及ぼすか否かをチェックしている処だという。
カリフォルニア州農薬規制局(DPR)は又、カリフォルニア州公衆衛生局や、郡農業委員会事務所など、複数の州及び地方の政府機関と協議している最中である。
カリフォルニア州農薬規制局(DPR)はまた、4月19日まで一般からの意見を募集しています。
カリフォルニア州農薬規制局(DPR)によると、オキシテックは、米連邦政府が承認した各場所で、1週間辺り5,000〜30,000匹の蚊を放つ事を提案しています。
又、放流する場所と蚊の数は、州の承認が必要である。
カリフォルニア州農薬規制局(DPR)は、オキシテックの提案の審査には数ヶ月か掛かると述べている。
政治評論家のジム・クレンショーが、ビル・ゲイツとオキシテック社との関係や、遺伝子操作された蚊の放流計画における彼の役割について語るクリップをご覧ください。遺伝子操作された蚊。ビル・ゲイツの空飛ぶ注射器。安全で効果的な権利