食肉の終焉?オランダの『グリーン』政策により、酪農家は牛舎の95%を淘汰させられる
2022年7月20日(水) 記入者:イーサン・ハフTags: Cattle, climate alarmism, cows, cull, dairy, depopulation, Dutch, Fact Check, farmers, food supply, great reset, green, green tyranny, harvest, Herd, herd depopulation, meat, Netherlands, preparedness, real investigations, Tyranny, world agriculture
オランダの新しい環境規制は、同国の畜産業を崩壊させる恐れがある。
オランダの酪農家、所有する牛の95%を淘汰される事態に直面
ある酪農家(ネペル・ネペルエンブローク)によれば、政府は95%の牛を淘汰する事を期待しており、その結果、彼の頭数は生き残るには余りにも少なくなるという。
「5%では、農場を運営できない」
と、ネペルエンブロークさんは7月7日、The Epoch Times のインタビューで述べている。
(関連記事:Neppelenbroekの窮状が、数千人のオランダ人農家がトラクターを持って抗議している理由だ)
ネペルエンブロークさんは、新しい「グリーン」ルールによって、恐らく家族経営の農場を売らざるを得なくなるだろうと言う -- 詰り、買ってくれる人がいればだが。
「規制があるから、誰にも売れないんだ」「誰も買いたがらない」
「でも、政府は買いたいんだ」
「だから、そういう規制が在るんだと思います」
Facts Matter の司会者である EpochTV の Roman Balmakov は、最近オランダを訪れ、自分の目でこの状況を確認しました。
そして、新しい規則が彼の農場に、どの様な影響を与えているかについて、ネペルエンブロークさんに話を聞いた。
オランダの自然・窒素政策担当大臣クリスティアン・ファン・デル・ワルは牛舎減少の要求に従わない農家の財産を差し押さえる事ができる。
しかし、ネペルエンブロークさんの様に、全ての農家が同じ制約を受ける訳ではない事も事実である。
状況によっては、より多くの牛を飼う事が許される場合もあるのだ。
「ナチュラ2000」(生物種と生息地の保護に関する)
(欧州連合(EU)の協定)
「で、保護されている地域から」
「離れた場所に住む人々は」
「より多くの牛を所有する事ができる」
「オランダ政府の」
「窒素酸化物やアンモニアの排出に関する規制は」
「これらの保護区域に近い場所と」
「結びついているからです」
と、The Epoch Times 紙は報じている。
そうであっても、この新しいルールは馬鹿げているし、非科学的である。
人類は太古の昔から問題なく牛を育ててきたが、突然、地球の『温暖化』を止める為に、殆どの牛が死ぬ必要があると信じろというのだろうか?
現在オランダの様に既に「グリーン」な経済であっても、市民は、自分達が生涯を通じて聞かされてきた「気候変動」という物語が、食肉を排除し、経済を締め付け、最終的には自国と世界を過疎化させる策略である事に気付き始めている。
これは、地球を「冷却」し、全てを「持続可能」にする為に、大量の人々が、その命を絶たなければならない事を意味する「偉大なるリセット」である。
報道によれば、この新しいルールに従わないオランダの農家は、同国の自然・窒素政策担当大臣であるクリスチャンネ・ファン・デル・ウォルによって、財産を差し押さえられる可能性があるというが、この肩書き自体、馬鹿げている。
「(オランダの)全ての農家に未来はない」
と、オランダ政府は警告している。
ネペレンブルックさんの70エーカーを超える敷地には、現在130頭の乳牛がいるのみである。
半世紀前から彼の家族のものであったこの土地は、今、グリーン主義者の手によって破壊されようとしている。
「私は、2代目なんですよ」
と、ネペルエンブロークさんは言う。
オランダは国土が狭いにも関らず、食料を始めとする農産物の一大生産地である事を忘れてはならない。
様々な農産物の生産に理想的な気候条件を持つこの国は、現在、世界の食糧輸出国トップ10に入る。
「デルタ地帯で」「暑過ぎず寒過ぎない気候です」
「栽培には理想的な場所なんです」
「環境を汚染しているのは」
「あなたの国の」
「或る小さなグループだけだと」
「非難する事はできません」
と、ネペルエンブロークさんは言います。