最早、陰謀論ではない:バイデン、新世界秩序の再編に米国が関与する事を発表
2022年3月23日(水) by: JD Heyes

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1990年8月2日、イラクが隣国クウェートに侵攻すると、ブッシュ大統領(当時)率いる米国は直ちに行動を起こし、米国の飛行機、軍艦、兵士を現地に送り込み、更にに日を追って多くの兵士が現地に到着した。

翌月中旬には、ブッシュは議会で侵略は許されないと宣言し、イラク軍の敗北とクウェートからの退去の先には「新世界秩序」が待っている「法の支配がジャングルの支配に取って代わる国際協力と平和の時代」と言われていると、17年後の2007年8月1日、エアフォース誌は振り返りの記事で報じた。

この言葉は、地球上のグローバリスト(主に欧米)の間で流行し、その後数年の間に、欧米のエリートがこの言葉に基いて行動して居る事が明らかになった。

 

グローバリストと若い独裁者や権力者の巣窟である世界経済フォーラムは、この言葉を、必ずしも自国や自国民ではなく、自分達だけに有利な様に世界を作り直すと云う意味で頻繁に使用していた。

 


戦争は常にその目的の為に行われ、市場は搾取され、通貨は操作され、製造業は広大で若い労働力を持つ国々にオフショア化され、コストは西洋の数分の一になり、政府は攻撃され倒された。

 

そして、政府は攻撃され、倒された。

この言葉は近年「主流派」では余り使われていないが、ジョー・バイデン - ブッシュが初めてこの言葉を使った時、彼は上院議員として存在していた。
何故なら「政府」がバイデンの「キャリア」になっていたからだ - は今週この言葉を復活させ、彼のハンドラー達が悔しがった事は間違いないだろう。


先月のロシアの侵攻を受けて急拡大しているウクライナ戦争に絡んで、バイデンはビジネス・ラウンドテーブルのCEO四半期会議での講演で、現在世界で起きている出来事が世界経済に「真の変化をもたらす重要な機会」を生んでいると発言したのである。

 

バイデン、米国は「新世界秩序」を主導する必要があると述べ、ロシアのサイバー攻撃の可能性に警鐘を鳴らす

 

そして今こそ、物事が移り変わる時です」

新しい世界秩序が生まれ様としている

「我々はそれをリードしなければならないし」

自由な世界の他の国々を

団結させなければならないのだ」

バイデンは、WEFの観衆とディープ・ステートに衝撃を与える発言をしました。

 

BIDEN: "新しい世界秩序が生まれようとしている、そして我々はそれをリードしなければならない"

 

これが地球を支配しようとする西洋の長期にわたる陰謀であると疑う人は、幾つの点を考慮してほしい。

 

第一に、このフレーズは30年以上変わっていないという事実である。

また、この具体的なフレーズについて、問われるべき疑問がある。

 

  • 新世界秩序とは何なのか?何を意味するのか。
  • 新世界秩序が一掃し、取って代わろうとする旧世界秩序とは何なのか?
  • 誰が新世界秩序を導くのか?旧世界秩序を率いているのは誰なのか?
  • 建国者達は、グローバルな国家秩序を承認しただろうか。それとも、米国の主権を守る事を強く主張しただろうか。(ジョージ・ワシントン自身は、わが国は「もつれた同盟関係」を避けるべきだと言ったが、我々はそれを上手くやって来なかったのである)。
  • この新しい世界秩序を支配するのはどの様なルールなのか、そしてそのルールを決定するのは誰なのか - 支配者なのか、それとも彼らが支配しようとしている人達なのか。米国憲法に基いたシステムなのだろうか。この世界秩序の統治機関によって守られる保証された権利はあるのでしょうか。
  • 世界秩序を管理する組織は、選挙で選ばれるのでしょうか?誰によってですか? 新しい世界秩序の指導者の選挙で、誰が投票でき、誰が投票できないのでしょうか?
  • 国家の国民は、他の人と富を共有する為に、自分の富を手放す事を強制されるのでしょうか?財産権はまだ存在するのでしょうか?
  • そして最後に、新世界秩序の指導者達に、不正行為や専制的なやり方や腐敗の責任を取らせる為の機能的で現実的な方法はあるのでしょうか?


私達は、これらの質問の多くの答えを既に知って居る可能性が高いので、これが唯一の現実的な選択肢となるのです。

 

各国は主権を保ち、自由であり、国民の希望に従って自治を行う事ができる筈だ。

しかし、バイデンがまたもや猫をかばんの外に出してしまったお陰で、我々は何が本当に起こるのかを知ることになった。