イスラエル:コロナワクチン・グリーンパスを廃止
2022年2月20日


2年に渡る企業への厳しいパンデミック規制を経て、イスラエルは終にコロナワクチンのグリーンパス制度を廃止する事になりました。何万人もの人々がエルサレムに押し寄せ、国のコロナ制限の廃止を求め始めてから僅か数日後に、ワクチンパス廃止の最終的な選択が下されました。

 

イスラエルのコロナ「グリーンパス」プログラムは、ワクチン接種カードと共に、間も無く段階的に廃止されます。

 

これは、当局が重症患者の劇的な減少とオミクロンの発生終結を理由に挙げているものです。

木曜日、ナフタリ・ベネット首相は「オミクロンの波が砕けた」「重症者の発生率が激減した」と主張し、この措置を宣言した。

 

 

「本日未明」

「私は保健大臣ら話し合いを持った」

グリーンパスの使用を中止する」

数日の内に」

 

他の制限も緩和されることを強調した。

このパス制度は、前年度の殆どの期間実施され、イスラエル人がパブ、ホテル、レストラン、ジム、礼拝所など屋内の公共の場所を訪れる際には、予防接種の証明書の提示を義務付けていた。

 

 

ベネット首相は、木曜日に行われたイスラエルのパンデミック戦略の将来についての会議で、コロナウイルスOmicron株が国内でピークに達したと述べ、制限を段階的に解除することを提唱しました。

 

エルサレム・ポスト紙によると、グリーン・パスは3月1日までに完全に廃止されるが、老人ホームやその他のリスクの高い施設を訪れる人は、依然としてウイルス検査で陰性である事が必要であるという。

この数週間、カナダで見られた様な「フリーダム・コンボイ」と題されたデモ行進が行われ、カナダの国旗を振る人もいました。

 


 

ベネット首相は、昨年6月の就任以来、2年間に渡る企業への厳しいパンデミック規制を経て、経済復興に専念することを公約に掲げている。

 

一方、ベネット首相は、感染力の強いオミクロン株が発見されると、即座にアフリカへの渡航をほぼ全面的に中止したが、その後もイスラエルのコロナ規制を緩和する必要性を度々表明している。