イスラエルの研究:ワクチンでは重篤なコロナを予防不可能だが『ビタミンD』では予防可能
2022年02月06日(日) 記入者: Cassie B.

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多くの人がコロナのワクチン接種を受ける事を選択するのは、保健当局が、より深刻なウイルス感染症に罹るリスクを減らすと主張するからです。

 

  

 

  

 

しかし、イスラエルのデータによると、これは事実では無いかも知れない。

実際、イスラエル最大の病院群の一つでは、このウイルスの重症患者の殆どが、少なくとも3回のワクチン接種を受けている人々から見付かって居る。

 

 

これは、同病院のコロナウイルス病棟の責任者によればの話である。

イスラエルは、約90%という世界でも有数のワクチン接種率を誇っている為、この種のデータを研究するには興味深い場所である。

 

 

しかも、この国のハイリスク患者の多くは、4回目のワクチン接種まで受けている。

国内第2位の規模を誇るテルアビブ・スワラスキー医療センター・イチロフ病院のヤーコフ・ジェリス教授は、現在診察している重症患者の70〜80%がワクチン接種者であると述べています。

 

 

   

 

イスラエル:COVID重症患者の80%がワクチン接種を受けている。
 

更に『詰り、ワクチンは重症化に関して何の意味もなく、その為、当院の患者の僅か20~25%がワクチン未接種者なのです』と、述べています。

 


更に『Times of Israel』によると、イスラエルのワクチン接種率が高いにも関らず、今年1月に同国で確認されたコロナの症例数は、2021年の全症例数を上回った。

 

 

 


先月、イスラエルで行われた大規模な研究の予備的な結果では、ファイザー社製ワクチンの4回目のブースターを接種しても、オミクロンの変種を防ぐ事に関しては部分的にしか効果が無い事が判明しました。

 

 

これは、ドイツ政府による報告書と一致しており、同国におけるオミクロンの症例の95%以上がワクチン接種者である事を明らかにしています。

 

 

ワクチンは重病を防げないかも知れないが、ビタミンDは役に立つ


しかし、イスラエルの科学者達は、非常に有益な情報を一つ明らかにした。

 

 

彼らは、ビタミンDのサプリメントがコロナの患者の重病や死亡のリスクを減らすのに役立つと云う、これ迄で最も説得力のある証拠を手に入れたと言うのである。

 

ビタミンDがCOVIDと闘う力を持つことを証明するイスラエルの研究結果

 

ガリラヤ医療センターバルイラン大学の研究者達が、このウイルスの最初の二波(ワクチンが利用できるようになる前)に実施した研究を用いて、ビタミンDの影響は非常に強く、感染患者の年齢とビタミンDレベルを見るだけで、どの程度上手く行くかを実際に予測する事ができたと、査読を受けた研究は語っている。

 

  

  

 

この研究は、学術雑誌「PLOS One」に掲載された。

 


研究者の一人であるアミエル・ドロール博士は、次のように述べています。

 

  

 

ビタミンDの不足時と、そうでない時とで」

重症患者に成る確率差が有る事は」

驚くべき事で、印象的な事だと判りました」


ドロール博士によると、ビタミンDの免疫系を強化する能力によって、呼吸器系を攻撃するウイルス性病原体に対処できる様になり、その効果は、これ迄の亜種と同様に、オミクロンにも関連するものだそうです。

 


研究チームが6月に発表した予備調査結果によると、入院直前にビタミンDが不足していたコロナ患者の26%が死亡したのに対し、ビタミンDレベルが正常だった患者では僅か3%だった。

 

 

更に、ビタミンDが不足していたコロナの入院患者は、他の患者に比べ14倍も重症又は重篤な状態に陥る可能性が高い事が判った。

 


又、研究者らは、患者の最近の健康状態が結果を歪めているのではないかと云う科学者の間でよく聞かれる疑問にも取り組みました。

 

ビタミンD不足が症状なのか要因なのかを判断する為に、ウイルスに感染する前の2年間における患者のビタミンDレベルを調べたのだ。

 


「我々は、様々な時間枠を確認しましたが」

感染前の2年間の何処を見ても」

ビタミンDと病気の重症度との」

相関は極めて強い事が判りました」

 

と、アミエル・ドロール博士は述べた。

 

  


この研究の広い範囲は、ビタミンDのレベルを高める事が、パンデミック時に非常に有利であると云う説得力のある証拠を世界に提供できる事を意味します。