インドは独自のOSを開発し、AppleのiOSとGoogleのAndroidの支配を打破しようとしている
2022年2月2日
インドは、独自のOSを開発する事で、AppleのiOSとGoogleのAndroidの支配を打破しようとしています。これ迄にも、この2大巨頭を倒そうとする試みは幾つかあったが、いずれも望ましい結果を得るには至っていない。
GoogleのAndroidと、AppleのiOSという2大OSがスマートフォン市場を席巻しています。
そして、インド政府はこの状況を変える事にした。
インドの下級情報技術(IT)大臣であるラジーブ・チャンドラセカール氏は、最近のインタビューで、政府がIT企業と協議して、固有のオペレーティングシステム(OS)を開発していると主張したと、World is One Newsが報じています。
インド政府はAndroidとiOSの支配を打破する為、国産OSを促進する事を検討している。
「『第3のもの』は存在しない」
「従って、多くの点で電子情報技術省と」
「インド政府には」
「新しい携帯電話用OSを作る事にさえ」
「多大な関心が有るのです」
「私達は人々と話をしています」
「その為の政策を検討しています」
と、チャンドラセカール大臣はPTI通信社に語った。
チャンドラセカール大臣によると、政府はスタートアップやアカデミアのエコシステムで、OSを作るのに役立つ才能を探しているそうです。
「と云ういうのも」
「iOSやAndroidに代わる」
「インドのブランドを」
「育てる事ができるからです」
と、チャンドラセカール大臣は述べました。
近年、Androidと、iOSがモバイルOS市場を席巻しています。
オンライントラフィックを分析する、Statcounter社によると、Android OSの市場シェアは70%で、iOSは29.24%で2位につけています。
マイクロソフトは、Windows携帯を販売する為に、ノキアを買収し、この覇権を断ち切ろうとしたが、大失敗に終わった。
MozillaのFirefox OSは、低価格のスマートフォンでインドの携帯電話市場に参入する事に失敗し、開発中止となった。
Linux FoundationのプロジェクトであるTizenも同様に、ユーザーを惹きつける事ができなかった。
中国政府は、LinuxベースのKylin OSを現地の人に推奨しているが、まだ普及には至っていない。
一方、Astra Linuxは、ロシア軍のみが利用できる。
※Gen
気概が有って、インドは好いなぁ・・・
トロン使ってはどうよ。
当然、携帯OSだけじゃないだろうなぁ