軽度のオミクロン変異体は「Xmasプレゼント」の可能性があると、mRNA技術の発明者が語る
2021年12月25日(土) by: Mary Villareal

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米国で最初に報告されてから3週間、武漢コロナウイルスのオミクロン変種が最も優勢な株となっています。

 

政府関係者を再びパニックに陥れたが、ファイザー社とモデルナ社のワクチンを支えるmRNA技術の発明者は、これは誰にとっても「クリスマス・プレゼント」かもしれないと考えている。

 

最新のコロナ変異体のマイルドさは「Xmasプレゼント」かもしれない:mRNAの発明者


ロバート・W・マローン博士のインタビューによれば、オリジナルのSARS-CoV-2(COVID-19の原因ウイルス)が肺に定着するのに対し、まだ査読中の新しい研究によれば、オミクロンは上気道に定着し、感染力は強いが病原性は低く、致死率は低いとのことである。

マローン博士は、この新しい変異型は症状が軽く、COVID-19全般に対する自然免疫を与える為、弱毒性生ワクチンとして機能する可能性があると述べている。

南アフリカ当局は、第4波の感染2週目に病院に収容されたCOVID-19感染者は、第3波(デルタ)の同じ週には19%だったのに対し、特定された患者のわずか1.7%だったと報告している。

オミクロン変異型の症状

米国ではオミクロンの感染者が増加しており、デルタとオミクロンは非常によく似ている為、米国人は新しい変異型の症状を見分けるのに苦労しています。

 

オミクロンとはどのような症状ですか?

 

食品医薬品局は、殆どのPCR検査や迅速抗原検査ではどちらの亜種に感染しているか分からない為、症状を知って置く事は非常に有用であると指摘しています。

最近発表された南アフリカ最大の医療保険会社のデータによると、オミクロン型に感染した人は、鼻づまり、乾いた咳、筋肉痛、特に腰痛のほか、掻痒感や喉の痛みを感じることが多いそうです。

 

しかし、ペンシルバニア大学アシュレイ・リッター非常勤教授は、これらはすべてデルタ型やオリジナルのコロナウイルス株でも見られる症状であると指摘する。

 

      


1つの違いは、オミクロンは初期の亜種よりも味覚や嗅覚の喪失を引き起こしにくい可能性があることです。

 

SARS-CoV-2のオリジナル株の患者の48%が嗅覚の喪失を報告し、41%が味覚の喪失を報告したという研究結果がある。

 

(関連記事:南アフリカの医療従事者 オミクロンに関連する症状は非常に軽度)


しかし、ノルウェーで発生した小規模なオミクロンの分析に基づくと、味覚の喪失を報告した患者はわずか23%、嗅覚の喪失を報告した患者はわずか12%でした。

さらに、オミクロンは潜伏期間が短く、感染してから症状が出るまでに3日程度かかるのに対し、デルタやオリジナルは4〜6日で陽性になると言われています。

ニューヨーク市マウントサイナイ・ダウンタウンの感染予防管理部長であるWaleed Javaid博士は、この変種が細胞に付着して中に入るのを助ける変異があるためではないかと述べています。

 


しかし、ジャワイド氏は、オミクロン変異体によって重篤な症状を引き起こす可能性のある人々がまだ存在し、初期の軽い症状が後に重篤な症状に発展する可能性がある為、人々は満足してはいけないと指摘しました。

 

この為、風邪やインフルエンザの様な症状がある人は、検査を受け、家にいることが重要である事に変わりはないとジャヴァイドは指摘しています。

「コロナウイルスであることに変わりはありません」

「私達は未だパンデミックの中にいるのです」

オミクロン変異体については、以下のビデオで詳しくご紹介しています。

 

オミクロン変異体患者の症状は非常に軽いと医師が発表