私達はビットコインとDeFi暗号エコシステムを破壊するグローバリスト計画を解読しました…彼等はそれを全体主義的な中央銀行の管理下で厳しく規制されたデジタルウォレットに置き換える事を目指しています

2021年12月07日(火) by:マイク・アダムス

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ここ数日、暗号通貨DeFi」(Decentralized Finance分散型金融のエコシステムについて取り上げ、何人かの重要人物へのインタビューを公開している事にお気付きでしょうか(以下参照)。



私達が明らかにしているのは、グローバリスト達が、ビットコインとDeFi暗号通貨のエコシステムを内部から破壊し、グローバリストが運営する中央銀行の電子通貨に置き換える計画を実行していると云う事ですが、この電子通貨は規制が厳しいので「より安全」だと主張しています。

 

これは勿論、グローバリストが人類をデジタル通貨管理の下奴隷化しようとする試みの一環であり、彼らはユーザーの全ての支出を追跡し、ほんの数秒で口座から資金を押収し、保有する口座にマイナス金利を与え、更には「自動課税」操作としてデジタルウォレットを略奪する事ができるのです。

ここで紹介する彼らの計画は、規制のない暗号市場に極端な損失、苦しみ、不信感を与える悪質な作戦です。

 

以下では、この計画がどの様に機能するのか、そして何故これ程迄に暗号市場(及び一般的なDeFiへの信頼)に存亡の危機をもたらすのかをご紹介します。

言って置きますが、私達は100%暗号通貨推進派であり、自由市場推進派であり、分散化推進派であり、グローバリストの支配や中央銀行の不換紙幣印刷には強く反対しています。

 

私達は、お金が分散化され、誰にも操作されない世界を見たいと思っています。又、暗号通貨が人類文明の未来の金融取引において重要な役割を果たす事を認識しています。

 

とは云え、私達は、暗号通貨のエコシステムを害する様な欺瞞的な事業者に強く反対しています。

 

それが今回の記事の焦点です。

 

妨害工作を暴露し、将来に向けて暗号をより誠実で信頼性の高いものにできる事を願っています。

グローバリストがビットコインと暗号のエコシステムをどのように破壊しようとしているか

 

EvergrandeやTetherに関する情報や、暗号通貨に対する規制の急激な増加を踏まえて、グローバル主義者は、個人参加者を一掃する世界的な暗号バブルを構築してから破壊する事で、大きな罠を仕掛けていると考えています。

 

彼らは、ドル預金に裏付けられているとされているが実際には裏付けられていない「ステーブルコイン」の組織的な偽造と思われる方法でこれを実現しようとしている。

 

 


昨日の記事で紹介したように、香港に本社を置くステーブルコイン「テザー」社は、既にニューヨーク州検事総長によって犯罪行為に従事していると宣言されています。

 

 

 

ニューヨーク州司法長官によると、同社は投資家を欺く「欺瞞的」な行為を行っているとのことです。

 

更に悪い事に、テザー社は未だに保有資産の正当な会計監査を受ける事を拒否しており、情報通の人達の間では大きな赤信号が立っています。

 


重要なのは、テザー社の「ステーブルコイン」は空気中から作られ、ビットコインの購入の約3分の2に使用されている事です。

 


 

この様に、ビットコイン保有者がビットコイン自体のハードリミット(及び内蔵された希少性)について語る時、空気中から作成され希少性のない別のコインがビットコインの購入に使用され、その価格が増々高くなると、このリミットは無意味になります。

 

今、多くの暗号参加者は、明白な疑問に悩まされています。

 

テザーの購入がなければ、ビットコインの価格は実際にどうなっていたのだろうか?

 

 


ビットコインの価格は、テザー社の購入によって大幅に上昇しており、テザー社はこれ迄に700億ドル以上のテザーコインを作成しています。

 

本来であれば、700億ドルのドル預金が有る筈なのですが、それがありません。

 

しかも、全くの無規制なので、厳密には会計処理をする必要がなく、好きなだけ預金があると「主張」する事ができるのです。

 

(厳密な会計監査を行わず「自己確認」を行う)

これは、中央銀行が金庫に1万トンの金を持っていると主張しながら、金の預金量の監査を拒否しているのと同じである。

 

実際、現在の中央銀行はその様な状況に置かれています。

 

不換紙幣を印刷して預金が有ると主張しながら、帳簿の監査を拒否しているのだ。

 

(ロン・ポールの「FRBを監査せよ!」という叫びを覚えていますか?)

暗号通貨は、このような状況に代わるものだと考えられていました。

 

中央集権でもなく、お金を印刷する事もなく、通貨の価値を下げる事もない。しかしテザー社は、FRBとほぼ同じ行動を、デジタルの領域で採用している。

 

大量の「ステーブルコイン」を印刷し、マネーサプライを中央集権化し、監査をゼロにするのです。

 

 

詰り、テザー社は本質的に、制限や希少性に縛られないデジタル不換紙幣のエコシステムのデジタル中央銀行となっているのです。

 

暗号通貨の中心的な約束事である分散化、希少性、誠実なお金は全て消えてしまいました。

 

突然、暗号の世界は単なる不換通貨のお金を生み出す機械になってしまいましたが、主流の金融の中央銀行の世界ではなく、暗号のデジタルの世界で運営されています。

暗号バブルを崩壊させ、不換紙幣への信頼を失わせようとする陰謀

 

グローバリストの陰謀が暗号通貨を破壊したいと考えた場合、その任務を遂行する最も効果的な方法は、暗号の世界に潜入し、デジタルマネーの供給源に、何もない処から作られた「偽造」安定コインを大量に流し込む事だろう。

 

暗号バブルを熱狂させ、可能な限り全員に買わせた後、暗号通貨の供給を計画的に破壊する事でシステム全体を崩壊させ、暗号資産の価格をほぼ瞬時に広範囲に崩壊させる。

これはどの様にして行われるのでしょうか。

 

それは、テザー社の安定コインの崩壊です。

 

 

テザー社は監査を受けておらず、実際の預金ではなく空約束に基いていると広く信じられていることを考えると、テザー社の保有者が大量の償還パニックに陥って出口に殺到する様な、信頼を失う様な出来事が一つあればいいのです。

 

最初にテザー社のコインを換金した人には、お金が支払われるかも知れませんが、テザー社が単なるドル預金ではなく「売掛金」という形で資産を保有していると主張している事から、テザー社が流動性のある資産を使い果たす迄には時間が掛らないでしょう。

詰り、テザー社は様々な企業に資金を貸し付け、それを「資産」として計上しているのだ。

 

詰り、テザー社は融資の為の紙を保有しており、融資の元金(+利息)を返す為に、時間を掛けて返済する事を期待しているのである。

 

しかし、融資を受けた会社が倒産してしまったらどうなるのでしょうか?

 

(テザー社のウェブサイトによると、同社は現在、約300億ドルのコマーシャルペーパーを保有しているそうです)

中国のねずみ講的不動産開発会社、Evergrandeの登場だ。

 

 

私達が数週間前に警告した通り、同社は今、デフォルト(債務不履行)が加速している状態にある。

 

外国の債券保有者への利払いができず、Evergrande社は現在、支払い義務を果たせないことを公に認めている。

 

 

多くの暗号アナリストは、Tether社がEvergrande社の紙を『資産』の可也の部分として保有していると考えています。

 

テザー社は監査に応じない為、確かな事は誰にも判りません。

 

 

しかし、もしテザー社の資産がEvergrande社の債務証書に縛られていて、Evergrande社が現在デフォルト(債務不履行)に陥っているのであれば、例え、テザー社がEvergrande社の騒動の前に全ての安定したコインの完全な裏付けを持っていたとしても、Evergrande社のデフォルトによってテザー社の数百億ドルの売掛金が消滅する可能性があり、テザー社の資金が大幅に不足するのは当然の事です。

ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌『テザーの数十億を見た人はいますか?』という見出しの記事を掲載しています。

 

丁度1ヶ月前に掲載された記事はこう続く。

世界的な暗号通貨取引の中心となっているステーブルコインの裏付けとされる米ドルを求めて、米国の規制当局と検察当局が照準を合わせている...。

テザー社が、どの様に裏付けられているのか、或いは本当に裏付けられているのかは、常に謎に包まれています。

 

テザー社が保証しているにも関らず、テザー社は1対1の交換レートを維持するだけの資産を持っていない、詰り、そのコインは本質的に詐欺であると、何年にも渡って根強い批判者達が主張してきました。

そして今年になって、テザー社は大量のデジタルコインを出し始めた。

 

現在、690億個のテザーが流通しており、その内480億個が今年発行されたものです。

 

これは、テザー社がコインの裏付けとして保有しているとされる実物のお金が690億ドルである事を意味しています。

 

この金額は、規制のないオフショア企業ではなく、米国の銀行であれば、米国の50大銀行のひとつに数えられる程です。

テザー社が保有しているとされるドルの規模は非常に大きく、ドルが本物だと仮定しても危険です。

 

多くのトレーダーが一度にドルを返してくれと言えば、テザー社は資産を損失覚悟で清算しなければならず、ノットバンクへの暴走を引き起こす可能性がある。

 

その損失は信用市場を破壊する事で、規制された金融システムに連鎖する可能性があります。

 

もしトロールが正しく、テザー社がねずみ講であれば、バーニー・マドフ氏の会社よりも大きな規模になるでしょう。

テザー社が利用していたプエルトリコの銀行を経営していたジョン・ベッツ氏は「ステーブルコインではなく、高リスクのオフショアヘッジファンドだ」と語る。

 

「彼ら自身の銀行のパートナーでさえ」

「彼らの保有量の範囲や存在するか否かを知らない」


重要なのは、ニューヨーク州の司法長官による犯罪捜査が、テザー社が発生した多額の損失について投資家を欺いたと既に結論づけていることです。NY州司法長官のプレスリリースの小見出しには、実際に次のように書かれています。

 

ジェームズ司法長官、仮想通貨取引プラットフォーム「Bitfinex」のニューヨークでの違法行為を終了

 

BitfinexとTether社は埋蔵金を誇張することで顧客と市場を欺き、世界中で約8億5000万ドルの損失を隠していた

 

詰り、Tether社とBitfinex社は、市場参加者を欺く為に多額の損失を隠蔽してきた歴史があるのです。

 

こうした経緯に加えて、正当な財務会計が行われていないと云う驚くべき事実があれば、投資家の心に警鐘が鳴り響く筈です。

 

もしテザー社があなたの地元の銀行だったら、その様な行為に気付いたら、直ぐにその銀行からお金を引き出して、それ程、大雑把ではない所に預けるでしょう。

テザー社の最大の保有者が同じ事をしたら、どうなるでしょうか?

更に重要な事は、その様なテザーの償還のタイミングを武器にして、暗号通貨のエコシステム全体に対する人々の信頼を大暴落させる事ができるかと云う事です。

私達は、この様なシナリオが今、用意されていると考えています。

 

世界的な暗号の「罠」は、テザー社の安定コインの突然の大量償還によって引き起こされます。

 

これは、本質的に暗号の「デジタル中央銀行」であるテザー社の突然の破壊によって、暗号エコシステム全体の連鎖的な崩壊を引き起こすという明確な目的があります。

 

700億ドル以上の安定コインが突然破壊されれば、世界の金融に壊滅的な打撃を与え、暗号エコシステム以外の資産も危険に曝される事になります。

ブルームバーグのジーク・フォウは「テザー社が何処に資金を保管しているのか尋ねた処、彼は明言を避けた」と書いている。

 

「人々が6900億ドルもの実際の米ドルを」

「実質的に赤旗で固められた様な会社に送った事は」

「信じ難い事でした」

この言葉に、Fauxは釘付けになりました。

 

暗号トレーダー達は、取引先破綻のリスクに全く気付かず、盲目的な信仰に基づいて行動している。

 

更に悪い事に、グローバリストの中央銀行が運営する新しい「信頼できる」デジタルウォレットのエコシステムを発表した直後に、グローバリストの利害関係者がシステム全体を崩壊させる計画を持って浸透しているかも知れないとは決して思わない。

重要なのは、私達がまだ暗号マニアのバブル期に居る為、人々は自分達がお金を稼いでいると考え、全体がどれ程大雑把なものであるかについて気にしないと云う事です。

 

同じくBloombergから。

 

これらの取引所の最大手トレーダー達は、日常的に何億ものテザーを売買しており、それが業界標準であると考えていると話してくれました。

 

それでも、多くの人がこの通貨について独自の陰謀論を持っていました。

 

「中国のマフィアが支配している」「CIAが資金移動に使っている」「政府はTethersが巨大化する事で、Tethersを使った犯罪者を追跡できる様にしている」等だ。

 

私は、彼らがテザー社を信頼していた訳ではない事に気付きました。

 

彼らは取引の為にテザーを必要としており、テザーを使って余りにも多くのお金を稼いでいた為、深く掘り下げる事ができなかったのです。

 

暗号通貨の投資会社であるCMS Holdings LLCの共同設立者、ダン・マトゥシェフスキは「もっと揺らいでいても気にならない」と言う。

実は、この様に気付かないからこそ、暗号のエコシステムに悪意あるアクターが入り込む事ができるのです。

 

中央銀行は自分達で無限の不換紙幣を印刷する事ができるので、暗号市場を買収してその領域を支配するために必要なお金を簡単に印刷する事ができます。

 

詰り、膨大な量のテザーを購入し、テザーの実体を消滅させる為の「D-Day」攻撃の際に、テザーの計画的な償還を行う事もできるのです。

言い換えれば、テザー社のリスクは多面的なものです。

 

テザー社から資金を借りているEvergrandeやその他の中国の企業体のデフォルトのリスクに直面しているだけでなく、規制されていない暗号のエコシステムを破壊し、規制されていない暗号に対する一般の人々の信頼を破壊する事を目的とした、本質的によく練られた金融戦争の動きである中央銀行の組織的な金融攻撃のリスクにも直面しています。

私はこれを「暗号リセット」理論と呼んでいますが、これはグローバリスト銀行団が今後何世紀にも渡って支配を主張する為の完璧な嵐の兵器システムとなるでしょう。

 

世界的な金融統制に関しては、結局の処、これは戦争であり、中央銀行は人類の文明の未来の為に自分達の地位を固める為には何でもするだろう。

要約:バブルを作り、破壊し、そして世界支配の解決策を提示する

 

要約すると、私達は、暗号エコシステムが意図的に巨大なバブルに誘導され、できるだけ多くの人々を魅了して、そのバブルが破壊された時の心理的影響を最大化する様に仕向けていると考えています。

 

この破壊は、主要な暗号プレイヤー(明らかにTether社を含む)が高度なレバレッジを掛けて居る為、容易に達成する事ができます。

 

これらのプレイヤーは全て、自己強化型の下降市場行動に対して脆弱です。

 

典型的な個人の暗号投資家のモラルや信念が打ち砕かれると、パニックになって出口に向かい、暗号エコシステム全体が血の海となります。

その時に、カードの家全体がどれだけ債務超過に陥っているかが分かるのです。

 

そうなれば、世界中の中央銀行や各国政府から「信頼できる」デジタルウォレットがほぼ即座に登場する事になるでしょう。

彼らは、自分達の暗号通貨が、金や銀に裏付けられていると主張するかも知れません。何故なら、彼らは何年にも渡って金を買い集めて来たからです。

 


この点 については、最近のデビッド・モーガンとのインタビューで詳しく説明しています。さらに詳しいポッドキャストがありますので、そちらもご覧ください。また、最後に、ジョン・ペレスとの長いインタビューがありますが、彼はこの件についてさらに多くのことを語っています。

 

最後の2つのビデオは、Brighteonで公開されたらここに追加されます: