米ワシントン州:市役所職員へのワクチン義務化をめぐり、シアトル各地で抗議活動が勃発
2021年10月27日(水) 記入者:Cassie B.Tags: badhealth, Boeing, firefighters, health freedom, King County, Police, protests, Seattle, vaccine mandates, vaccine wars, vaccines
先週、シアトルでは、ジェイ・インスリー知事によるワクチン接種義務化が10月18日の深夜に発効し、多くの抗議活動が行われました。
1回目の接種を受けていない市や州の職員が全員解雇された為、人々は義務化に反対する意思を表明する為に進歩的な都市の通りに出たのです。
シアトル市庁舎で行われた「ワシントン 自由の為の行進」主催の集会には、警察官、教師、バス運転手、看護師、消防士などが参加し、多くの人が注射を打たない理由を語りました。
多くの人が、ワクチンの致命的な副作用への懸念を口にしましたが、他の人は、自分で医療上の選択をする自由を求め、義務化の前例となることを懸念して立ち上がりました。
集会には、ワクチンのリスクを負いたくない人達だけでなく、ワクチンを接種した同僚達も多く参加し、支持を表明しました。
参加者の一人はPost Millennial紙にこう語っています。
「私は23年間、消防士として働いてきましたが」
「最大の敵には見せたくないものを見てきました」
「これが私のキャリアの終わり方だとは思っていませんでした」
「去年は最前線のヒーローだったが」
「今年は敵になってしまった」
と、付け加えました。
特にシアトルの左派的な雰囲気を考慮すると、多くの一般市民がクラクションを鳴らして応援してくれた。
一行は市内の通りを行進しながら「マンデートを終了する」や「私達は従わない」等のフレーズを唱えました。
先週、ソーシャルメディアに投稿された動画には、予防接種を受けなかったために職を失ったシアトルの消防士や警察官が抗議のために長靴を履いている様子が映っていました。
シアトル市庁舎の階段には、複数のブーツが警察官の制服と共に置かれているのが見えました。
この行進は、ワクチン義務化に反対する消防署員が主催するイベントの一環で、市内のホームレス・コミュニティに朝食を提供することも含まれていた。
免除申請書やワクチン接種証明書を提出しなかった消防署員の離職手続きは、水曜日に始まった。
締め切り前夜、義務化に応じる予定のないシアトルの警察官は、パトカーにガズデン・フラッグを掲げた。
JUST IN: Seattle, Washington, Happening Now: Large crowd gathering at Seattle City Hall to protest mandate firings, many in this crowd were fired today by Gov. Inslee and Mayor Jenny Durkan. pic.twitter.com/oDi9t5IXQ4
— Personal Blog Media News (@pbmnews) October 18, 2021ワシントン州シアトル、ハプニング・ナウ。シアトル市庁舎には、解雇に抗議する大勢の人々が集まっています。この群衆の多くは、今日、インスリー州知事とジェニー・ダーカン市長によって解雇されました。
シアトル・シティ・ライト社、ボーイング社の外でも抗議活動が見られました
シアトル・シティ・ライト社の労働者も、自社ビルの外で独自の抗議活動を行いました。すでに数名の労働者が、ワクチン接種の有無を理由にバッジの返却を求められています。
10月25日から、シアトルのあるキング郡の住民は、ジム、レストラン、バー、その他の種類の娯楽施設に入る際に、COVID-19のワクチン接種証明書を提示するか、COVID-19の検査結果が陰性であることを提示しなければならなくなります。
一方、近くのエバレットでは、ボーイング社の従業員に対するCOVID-19ワクチン接種の義務化に対して、数百人の人々がボーイング社の施設の外で抗議活動を行いました。
300人以上の従業員とその家族が集まり、この義務化に反発し、中にはこの件で仕事を辞めると言う人もいました。
ボーイング社の125,000人の従業員(内57,000人はピュージェット・サウンド地域で働いている)は、12月8日までにウイルスに対する完全な予防接種を受けなければ仕事を失うという期限を迎えている。
『障害や心からの宗教的信念』を理由に、場合によっては免除が認められることがあります。
ただし、免除された人は、頻繁にウイルス検査を受け、検査結果が陰性であることを提示する必要がある。
ワクチン接種の義務化で職を失った警官を働かせている自治体もある。
健康の自由を守る為に、資格を持った忠実な専門家が職を失うのは心が痛みますが、国の全ての地域がシアトルのように理不尽な事をしている訳ではありません。
例えば、インディアナ州警察は先日、予防接種を受けなかったために職を失ったシカゴの警察官に向けて、次のようなメッセージをツイートしました。
「シカゴの警察官の皆さん、募集していますよ。ワクチンの義務はありません...税金も安く、学校も充実していて、コミュニティも快適です」
一方、フロリダ州のロン・デサンティス知事は、義務化の不遵守を理由に解雇されたワクチン未接種の法執行官を歓迎すると述べ、フロリダに移転してそこの警察に参加するために5000ドルのボーナスを提供しました。
DeSantis氏は次のように述べています。"誰もこの注射で職を失うべきではありません。"