米歌手のR.ケリーが司法取引でハリウッド小児性愛者組織を暴露すると宣誓後、YouTubeが要注意人物一覧入りさせる
2021年10月10日(日) by: ニュース編集者

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YouTubeは、R.ケリーのブラックリスト入りを静かに発表しました。

 

R.ケリーは、検察との司法取引の一環として、ハリウッドの小児性愛者組織を暴露すると宣誓した数日後の事でした。

 

 

Google社は、R. Kellyの最新情報を得ようとするユーザーに、エラーメッセージを表示しました。

R. ケリーが投稿したコンテンツにアクセスしようとすると『このアカウントは、YouTubeの利用規約違反により停止されました』と云ういうメッセージが表示されます。

YouTubeの広報担当者によると、動画やチャンネルが削除されるのは、制作者が『虐待や暴力に参加している場合、残酷さを示している場合、詐欺や欺瞞的な行為に参加している場合で、実社会に害を及ぼしている場合』との事です。

YouTubeの法務責任者であるNicole Alston氏は、従業員へのメモの中で「R.Kellyが行った悪質な行為は、広範囲に害を及ぼす可能性がある為、標準的な執行手段を超えた罰則に値する」と述べています。

 

 

 

「最終的には、他のプラットフォームと同様に、ユーザーを保護する為にこの様な措置を取っています」と述べています。



R. ケリーの友人によると、R. ケリーと彼の経営陣は「彼の刑期を短くする為にFBIと協力している。小児性愛者である他の有名人の証拠を提出すれば、刑期を短縮してくれるだろう」との事です。

 



Rollingstone.comが報じています。R.ケリーはYouTubeから完全に削除された訳ではありません。

 

ファンがアップロードした彼の音楽の非公式ビデオはサイト上に残っていますし、ケリーの映画「Trapped in the Closet」はYouTubeで購入することができますし、「R. Kelly - Topic」チャンネル(「Topic」ページは、レコード会社や音楽出版社がアップロードした自動生成の倉庫のようなものです)には、今でも1,000曲以上のケリーの曲があります。

 

 

しかし、YouTubeは「R.Kelly - Topic」チャンネルを「終了」させる予定はありません。

 

(同様に、服役中のロッカーが児童性的虐待の過去を持っているにも関らず「Gary Glitter - Topic」のページはYouTubeに未だ存在しています)

 


YouTubeはRolling Stone誌への声明で、ケリーが同サービス上でチャンネルを使用、所有、作成することを禁じていると述べています。

 

しかし、ユーザーは引き続きケリーの音楽をサイトにアップロードすることができ、YouTube Musicにはケリーの音楽カタログが引き続き保存されます。