【本文抜粋】
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【イスカリオテ・ユダの過ち】より
よくよくお前に言っておくが、
私の教えと私の生活について、お前が書いたものを失ったが故に、
お前は更に酷い受難に合うであろう。
シモンの息子のイハリオテのユダが本当の罪人であり、
彼は父のシモン同様にパリサイ人であり、私の生命を狙っている。
お前から書物を奪ったのは、彼であり、
彼はそれを律法学者とパリサイ人に持っていって、
彼らはそれで私を裁き、殺すに違いない。
私の教えと生活をもう一度書け、
2000年経って、お前の書物が公開される時がくるだろう。
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【ベタニアで】より
パリサイ人の息子、ユダ・イハリオテは、私を捕吏に引渡し、
私の弟子のイスカリオテのユダを、裏切者に仕立て上げるに違いない。
パリサイ人の息子、イハリオテのユダと、私の弟子のイスカリオテのユダは、同じ名前であり、
初めから司祭長の嘘は、成功するであろう。
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【逮捕】より
よく言っておく。
あなた方は、私に罪を負わせる為に、
裏切った者が、ユダ・イスカリオテだと、
長い間、人々に思い込ませることに成功するだろう。
しかし、真実が知られ、人々の口にのぼるだろう。
ユダ・イスカリオテは私の裏切り者ではない。
裏切り者は、パリサイ人の父の名を持つ、ユダ・イハリオテである。
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【サウロの間違った教え】より
今から貴方はパウラスと名乗るべきである。
そして至る所に行って、私の教えを間違ったものだとか、
私の霊が錯乱しているなどと云ったことに対して償うべきである。
しかし、その事によって
貴方は大きな罪を犯すことになるだろう。
何故なら、あなた方は私の教えを理解出来ず誤って理解し、
その様に説教するであろうから。
あなたの教えが間違っているのであり、
世界は至る所その下僕になり、間違った教えの奴隷となるだろう。
あなたは、古代ギリシャ人の地へレナにある、
他の間違った教えで、邪悪な礼拝儀式を産み、
私をその言葉で、油を塗られた者とする。
人が私をイエス・キリストと呼ぶのは、
貴方の無理解による。
イエス・キリストとは「油を塗られた者」のことである。
人々は私をイエス・キリストと呼び、
間違った礼拝の為の、救世主と呼ぶであろう。
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