夢を追いかける人は美しい。
人のために生きる人はもっと美しい。
そう実感する話を聞いた。
今春から、あるラジオ番組でパーソナリティーを務める婦人。
高校時代、「声で希望を伝える仕事がしたい」と声優を志したが、就職先がなく、断念せざるを得なかった。
55歳の時、有志で絵本の読み聞かせサークルを設立。
地域の子どもたちのために10年間、心を込めて朗読を続けた。
その味のある声を偶然、会場に居合わせた番組関係者が耳にし、彼女に白羽の矢が立った。
放送では、彼女が多彩なボランティア活動を通じて見聞きした、地域性豊かな話題が評判に。
「夢を実現するのに50年近くかかりましたが、そんなことよりも、皆さんに喜んでもらえることが、なによりうれしい」と。
夢と希望を紡ぐ映像文化の先駆者、ウォルト・ディズニーは生前、「他人を楽しませることが好きな人は、やはり同じように自分自身の喜びと満足を得ている」と語った。
目の前にいる友のため、地域の発展のため、社会の貢献のために、日々、たゆみなく奮闘する自分自身になれた、その時にこそ、この言葉を実感できるのだろう。
その生き方にこそ、最高の喜びと充実があり、価値創造と人 生を開く勝利の軌道があるのかもしれないと…。