障害者雇用に積極的に取り組む
草分け的な企業が
テレビで紹介されていた。
全従業員74人のうち54人を知的障害者が占める。
勤続50年を迎える婦人の笑顔が、とても印象的だった。
誰もが仕事に誇りを持ち、輝いている。
なぜ、こんなに仕事に熱心なのか。
同社の会長はある日、その答えに気がついた。
“幸せ”を感じるために必要なのは
「人に褒められる」
「人の役に立つ」
そして…
「人に必要とされる」こと――。
いずれも、「働く」ことで自ら得られる喜びだった。
キューバ共和国の“精神の父”ホセ・マルティは
「人の役に立つ喜びにまさる喜びを、私は知らない」
と述べている。
自分のための幸せだけではない。
“人の役に立つ”ことから得られる“幸せ”が大切なんだろう。
他人や社会とのかかわりの中で
今の自分にできることは何か。
その何かに挑戦してみる。
それは…
何倍にも輝きを増して
自分に戻ってくるはずだ。
“人に必要とされる人”とは
そういった小さな努力を
繰り返し、積み重ねていく人のことを
言うのではないだろうか。
人のため、社会のため、未来のために
祈り、歩き、人と会い、人と語る。
そこにこそ
自分の心の中に
「歓喜の中の大歓喜」
が生まれるのではないだろうか。