コースでは、様々な形式の質問を解いていきますが、前日の様な課題もあります。
 
 
 上記、5月15日の例題2.(太陽はどの惑星からセパレートしてきたの?)は、「太陽は水星からセパレートしてきた」が正解です。
 
 太陽は、角度だけで確かめると、火星からセパレートしてきたように見えます。
 
 エフェメリスを調べると、土星からセパレートしてきたように思えます。
 
 しっかりと、細かな動きを調べると、水星だったと判別できます。
 
 では、この太陽は水星の影響を持ち続けているのか? 等の問題は、更に専門的な事柄になるので、ここでは割愛します。
 
 このチャートの太陽は、火星とアスペクトしているように見えて、太陽の後を追いかけてきているだけなのですね。火星も、意外と早い時があるのです。ですから、これを太陽と火星はアスペクトしている、とは言いますが、影響を与え合っていると断言できないのです。
 
 火星は太陽のイグザルテーションの場所ですから、もしも、太陽が火星からセパレートしてきたなら、めちゃくちゃ良い影響を持って離れてきている太陽、ということになります。しかし、太陽は水星からセパレートしていることを確かめました。火星の影響は持っていないのです。
 
 ネイタルでは、漫然と、これは太陽と火星がアスペクトしていると述べますが、火星の影響はゼロとは言いませんが、「強い影響を持つ」とすれば、全くの虚構を述べることになります。だから、ホラリーから学ばないといけないのです。