様々な判断で、ふと、疑問に思うことがあります。

主たる表示星が、火星や土星というマレフィックであったならば、それは、元々悪いのではないかという懸念です。

もちろん、そんなことはありません。セクトを得ている、オリエンタル(上位の惑星なら)にある、順行している、もう一つのマレフィックとコンタクトをしていない、していたとしても、セキスタイルやトラインでリセプションしている、ディグニティーを持っている等々に在れば。

オキシデンタルにあって、セクトを得ていない逆行しているベネフィックよりも、格段に良い状態となるはずです。

そもそも、主たる表示星になっている時は、それがマレフィックであるからといって、気にする必要はありません。

恋愛の質問で、アセンダントが月なら、相手の表示体は、必ず、土星になります。そんなことを気にしていようものなら、彼は土星だから、この交際はやめた方が良いことになってしまいます。そうでは、ありませんし、カレントもそんなことを気にしないはずです。

ただ、相手はどんな人、と問われたならば、土星で示される人ですから、コールドでドライな一面(憂鬱質・黒胆汁質)は持っているでしょう。

常に良いわけでもなく、常に悪いわけでもありません。
しかし、最近、悪い状態が波として、訪れました。

2016年6月3日は、太陽と土星がオポジション、6月4日は、月と土星がオポジションでした。


アセンダントや、7ハウスが土星のことも多かったと思います。恋愛の質問には、かなりの頻度でよくありませんでした。

そういう時を狙ったかのように、質問をされる方もいらっしゃいます。
『10歳年下の彼と、今後の展開はありますか? 彼は、私の事をどう思っていますか?』
という質問が舞い込むはずです。