イメージの真珠を使った目のレッスンのショートバージョンです。
イメージを使ったレッスンは、「難しい」とか「眠くなる」という
感想が多いですが、これは、手の動きが入るので、
比較的取り組みやすいと思います。
レッスン内容
1、体育座りのように、両膝を立てて座ります。
両肘を曲げて両膝の上に置き、手のひらを顔に向けます。
そして、左右の手ともに、人差し指と親指の先端を触れ合わせます。
これが基本姿勢となり、この姿勢でずっと行います。
イメージで、右人差し指の先端と目を黒い糸で繋ぎ、糸に白い真珠を通します。真珠は糸上をスライドします。
目を閉じて、イメージで真珠を人差し指と目の間を行ったり来たり
させ往復させます。
真珠が指と目の間の距離の真ん中に来た時に、真珠を止め、
それを左指でつかみます。そして目を開けて、摘んだところが、
指と目を結んだ線上にあるか、真ん中にあるかを確認します。
これを数回繰り返します。
次に、線上の真珠を実際に左手の指でつかみ、左手を使って真珠を
動かします。真珠が真ん中に来た時に止めて目を開けて確認します。
同時に、真珠を指に下ろした時に人差し指に触れるかどうか、
目に到達した時に目の中心に触れるかどうか確認します。
最初は、とんでもない所に触れますが、繰り返すうちに、
だんだんと人差し指と目の真ん中に触れるようになってきます。
休んで、顔の左右、目の左右の感覚の違いを探してみます。
反対側の左手と左目でも同様に行います。
2、1と同じ姿勢で、今度は右目と左人差し指、左目と右人差し指を
黒い糸で繋ぎ、それぞれの糸に真珠を乗せます。糸がクロスします。
左右の人差し指からそれぞれの目に向かって、真珠を同時にスタートさせます。そうすると、それぞれの糸のちょうど真ん中で2つの真珠は
出会うはずですが、そのポイントを見つけます。
真珠が出会うポイントに来たとイメージで真珠を往復させながら、真ん中の交差クロスする時に、真珠を止め、右手でつかみ、目を開けて確認します。
これも、最初は、全然見当違いな所をつかと思いますが、
だんだんと正確な中心に近づいてきます。
右手で何回かやったら、手を変えて左手で真珠をつかみます。
3、今までと同じ姿勢で座ります。右目と右人差し指、左目と左人差し指を黒糸でつなぎ、真珠を糸上に置きます。
両手を目の高さに持ち上げて、左右の黒糸の平行を保ちながら、頭、両手両腕を右に回し、両膝を右に倒します。
そして、真ん中に戻ってきます。
右に回転する時、指先から真珠を目に移動させ、真ん中に戻る時、
真珠を目から指先に戻します。これを10回位繰り返します。
左側も同様に行い、終わったら、今度は真ん中で止まらずに、
左右に回転します。
真珠は真ん中で目に触れ、左右に回転する時に指先に移動させます。
少し休んだら、周りを見渡してみて下さい。
見え方が違うかもしれないし首や肩の軽さを感じるかもしれません。
私自身は、レッスン後、ハッキリと見えるようになりました。
このレッスンは、目の動きの改善と、手の空間での動きの改善に
なります。
参加者のコメントです。
「右側をやった後、右目の下辺りが引き締まった。」
「レッスン後視野が広がった。」